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地球
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ちきゅう
ふりがな文庫
“
地球
(
ちきゅう
)” の例文
太陽
(
たいよう
)
ばかりは、
人類
(
じんるい
)
のはじめから、いや、それどころか、
地球
(
ちきゅう
)
のできたはじめから、
光
(
ひかり
)
のとどくかぎり、あらゆるものを
見
(
み
)
てきました。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
地球
(
ちきゅう
)
から
飛
(
と
)
びはなれているとしたら、どうだろう!」と、ニールスはひとりごとを言いました。「天へのぼっていくとしたら、どうだろう!」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
そんなら何がその川の水にあたるかと
言
(
い
)
いますと、それは
真空
(
しんくう
)
という光をある
速
(
はや
)
さで
伝
(
つた
)
えるもので、
太陽
(
たいよう
)
や
地球
(
ちきゅう
)
もやっぱりそのなかに
浮
(
う
)
かんでいるのです。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ふたりは、
地球
(
ちきゅう
)
をおもちゃにしてあそんでいましたが、お妃さまを見ると、にっこりわらいました。お妃さまがそのすがたを見てよろこんでおりますと、聖母マリアがいいました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
脳髄
(
のうずい
)
や、
視官
(
しかん
)
、
言語
(
げんご
)
、
自覚
(
じかく
)
、
天才
(
てんさい
)
などは、
終
(
つい
)
には
皆
(
みな
)
土中
(
どちゅう
)
に
入
(
はい
)
ってしまって、やがて
地殻
(
ちかく
)
と
共
(
とも
)
に
冷却
(
れいきゃく
)
し、
何百万年
(
なんびゃくまんねん
)
と
云
(
い
)
う
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、
地球
(
ちきゅう
)
と一
所
(
しょ
)
に
意味
(
いみ
)
もなく、
目的
(
もくてき
)
も
無
(
な
)
く
廻
(
まわ
)
り
行
(
ゆ
)
くようになるとなれば
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は、やわらかな
風
(
かぜ
)
と
緑
(
みどり
)
の
葉
(
は
)
に
被
(
おお
)
われています。うぐいすは
林
(
はやし
)
に
鳴
(
な
)
いて、がけの
上
(
うえ
)
には、らんの
花
(
はな
)
が
香
(
かお
)
っていました。
谷にうたう女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このいちいちの光るつぶがみんな
私
(
わたし
)
どもの
太陽
(
たいよう
)
と同じようにじぶんで光っている星だと考えます。私どもの
太陽
(
たいよう
)
がこのほぼ中ごろにあって
地球
(
ちきゅう
)
がそのすぐ近くにあるとします。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
源吉
(
げんきち
)
は、
風
(
かぜ
)
の
比較的
(
ひかくてき
)
当
(
あ
)
たらない、
北窓
(
きたまど
)
の
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けて
空
(
そら
)
を
仰
(
あお
)
ぐと、
地球
(
ちきゅう
)
が
動
(
うご
)
くように、
黒雲
(
くろくも
)
がぐんぐんと
流
(
なが
)
れている。
台風の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
地球
(
ちきゅう
)
は遠いですね」
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
考
(
かんが
)
えれば、まだ
地球
(
ちきゅう
)
には、どれほど、
人
(
ひと
)
の
住
(
す
)
んでいない
広
(
ひろ
)
い
土地
(
とち
)
があるかしれない。
人間
(
にんげん
)
の
必要
(
ひつよう
)
とする
宝
(
たから
)
が
埋
(
う
)
ずまっている
山
(
やま
)
や、
谷
(
たに
)
があるかしれない。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これから、
僕
(
ぼく
)
は、お
父
(
とう
)
さんと
地球
(
ちきゅう
)
を一
周
(
しゅう
)
して、さんご
樹
(
じゅ
)
のしげった
南
(
みなみ
)
の
島
(
しま
)
へ
帰
(
かえ
)
るのだ。
源
(
げん
)
ちゃん、
僕
(
ぼく
)
たちの
住
(
す
)
んでいる、
南
(
みなみ
)
の
方
(
ほう
)
へ、
君
(
きみ
)
もやっておいでよ。
台風の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで、そんなときは、せめて、この
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
に、どこででもいいから、ふるさとというものがあったら、はりあいがあろうと
思
(
おも
)
うことがあるのです……。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はるか、
遠
(
とお
)
い、
遠
(
とお
)
い、
星
(
ほし
)
の
世界
(
せかい
)
から、
下
(
した
)
の
方
(
ほう
)
の
地球
(
ちきゅう
)
を
見
(
み
)
ますと、
真
(
ま
)
っ
白
(
しろ
)
に
霜
(
しも
)
に
包
(
つつ
)
まれていました。
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
はあると
思
(
おも
)
うよ。そんなら、だれがあの
星
(
ほし
)
や、
山
(
やま
)
や、この
地球
(
ちきゅう
)
や、
人間
(
にんげん
)
を
造
(
つく
)
ったのだろう。」
不死の薬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は、しんとしていて、
寒
(
さむ
)
そうに
見
(
み
)
えるな。」と、このとき、
星
(
ほし
)
の一つがいいました。
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、その
地球
(
ちきゅう
)
には
天使
(
てんし
)
と
同
(
おな
)
じような
姿
(
すがた
)
をした
人間
(
にんげん
)
が
住
(
す
)
んで、いろいろな、それは、
天使
(
てんし
)
たちには、ちょっと
想像
(
そうぞう
)
のつかない
生活
(
せいかつ
)
をしていると、
聞
(
き
)
いたからでありました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夜
(
よる
)
になると、
地球
(
ちきゅう
)
の
北
(
きた
)
のはてであったから、
空
(
そら
)
までが、
頭
(
あたま
)
の
上
(
うえ
)
に
近
(
ちか
)
く
迫
(
せま
)
って
見
(
み
)
えて、
星
(
ほし
)
の
輝
(
かがや
)
きまでが、ほかのところから
見
(
み
)
るよりは、ずっと
光
(
ひかり
)
も
強
(
つよ
)
く、
大
(
おお
)
きく
見
(
み
)
えるのでありました。
黒い人と赤いそり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いなずまのするたび
黒
(
くろ
)
い
森
(
もり
)
や、でこぼこの
屋根
(
やね
)
が、うきあがって
見
(
み
)
えるかと
思
(
おも
)
うと、
地球
(
ちきゅう
)
をひきさくようなすさまじい、
雷
(
かみなり
)
の
音
(
おと
)
がして、わたしはふるえながら、
親方
(
おやかた
)
の
手
(
て
)
をひっぱって
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私
(
わし
)
は
昔
(
むかし
)
から
美
(
うつく
)
しいこの
山
(
やま
)
や、
森林
(
しんりん
)
や、
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
く
野原
(
のはら
)
を
愛
(
あい
)
する。いまの
人間
(
にんげん
)
はすこしの
休息
(
やすみ
)
もなく、
疲
(
つか
)
れということも
感
(
かん
)
じなかったら、またたくまにこの
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は
砂漠
(
さばく
)
となってしまうのだ。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少年
(
しょうねん
)
は、じいさんから、
不思議
(
ふしぎ
)
な
頼
(
たの
)
みを
受
(
う
)
けて、
袋
(
ふくろ
)
を
持
(
も
)
って、この
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
を
歩
(
ある
)
きました。ある
日
(
ひ
)
、
彼
(
かれ
)
はアルプス
山
(
さん
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
ある
)
いていますと、いうにいわれぬいい
景色
(
けしき
)
のところがありました。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、このときまで、
熱心
(
ねっしん
)
に
下
(
した
)
の
地球
(
ちきゅう
)
を
見守
(
みまも
)
っていましたやさしい
星
(
ほし
)
は
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして
私
(
わし
)
の
持
(
も
)
っていた
土地
(
とち
)
の
上
(
うえ
)
に
鉄道
(
てつどう
)
を
敷
(
し
)
いたり
汽船
(
きせん
)
を
走
(
はし
)
らせたり、
電信
(
でんしん
)
をかけたりしている。こうしてゆくと、いつかこの
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は、一
本
(
ぽん
)
の
木
(
き
)
も一つの
花
(
はな
)
も
見
(
み
)
られなくなってしまうだろう。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
毎夜
(
まいよ
)
のように、
地球
(
ちきゅう
)
は、
美
(
うつく
)
しく、
紫色
(
むらさきいろ
)
に
空間
(
くうかん
)
に
輝
(
かがや
)
いていました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“地球”の解説
地球(ちきゅう、en: The Earth)は太陽系の惑星の1つ。太陽から3番目に近いため太陽系第3惑星と言われる。表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、人類を含む多種多様な生命体が生存することを特徴とする惑星である。
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
“地球”で始まる語句
地球儀
地球上
地球の抜け穴
地球照
地球内部
地球人
地球外
地球全體