“北窓”の読み方と例文
読み方割合
きたまど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源吉げんきちは、かぜ比較的ひかくてきたらない、北窓きたまどけてそらあおぐと、地球ちきゅううごくように、黒雲くろくもがぐんぐんとながれている。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
先刻さっきまでまったくなかったかぜが、意地悪いじわるはじめて、寒気かんきつのり、なが北窓きたまどけてはいられませんでした。
火事 (新字新仮名) / 小川未明(著)