“北方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほっぽう45.5%
ほつぽう18.2%
きたかた13.6%
ほくほう9.1%
ほくはう4.5%
ほくぼう4.5%
ゴート4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北方ほっぽううみいろは、あおうございました。あるとき、いわうえに、おんな人魚にんぎょがあがって、あたりの景色けしきをながめながらやすんでいました。
赤いろうそくと人魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
支那しなでは、たゞいままをしたように新石器時代しんせつきじだいのものがるばかりではなく、その北方ほつぽう黄河こうがながれがきたまがつて、またみなみへをれてるあたりでは
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
西戸部にはむらさき組、大田町には臙脂組、北方きたかたにはコバルト組、それらの色とりどりが、伊勢佐木町いせざきちょうの夜景を、どんなに濃くすることか。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北方ほくはうより忽然こつぜんとして白毛朱面ひやくもうしゆめん大狒おほひし飛來とびきた
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
と、その女は、北方ほくぼうなまりまるだしできいた。
黄色な顔 (新字新仮名) / アーサー・コナン・ドイル(著)
そして、ちょうどこの超頂点ウルトラクライマックスが、はっきりと三人の感覚的限界を示していたからであった。そこで法水は、この北方ゴート式悲劇に次幕の緞帳カーテンを上げた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)