“ほつぽう”の漢字の書き方と例文
語句割合
北方100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艦中かんちう一同いちどうはヒタとなりしづめたのである。たゞ本艦ほんかんこと三海里さんかいり橄欖島かんらんたうおぼしきしま北方ほつぽうあたつて、毒龍どくりようわだかまるがごと二個にこ島嶼たうしよがある。その島陰しまかげから忽然こつぜんとして一點いつてんひかりがピカリツ。
ヨーロッパではみなみほうにははやてつがはひつてましたが、北方ほつぽうのデンマルクやスエーデンやノールウエなどでは、てつのはひつてるのが大分だいぶおそかつたがために
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
かっこうはほとゝぎすのるい𤍠帶ねつたいむものですが、なつになると北方ほつぽうすゞしい地方ちほうへやつてくるのです。なかには日本につぽんとほぎて、もっときたくにへまでくのもあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)