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思想
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しさう
ふりがな文庫
“
思想
(
しさう
)” の例文
日本
(
にほん
)
は
今
(
いま
)
藝術上
(
げいじゆつじやう
)
の
革命期
(
かくめいき
)
に
際
(
さい
)
して、
思想界
(
しさうかい
)
が
非常
(
ひぜう
)
に
興奮
(
こうふん
)
して
居
(
ゐ
)
る。
古今東西
(
ここんとうざい
)
の
思想
(
しさう
)
を
綜合
(
そうがふ
)
して
何物
(
なにもの
)
か
新
(
あたら
)
しい
物
(
もの
)
を
作
(
つく
)
らうとして
居
(
ゐ
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
で、
私
(
わたくし
)
が
言
(
い
)
はうと
思
(
おも
)
ふのは、
貴方
(
あなた
)
と
私
(
わたくし
)
とが
思想
(
しさう
)
するもの、
相共
(
あひとも
)
に
思想
(
しさう
)
したり、
議論
(
ぎろん
)
を
爲
(
し
)
たりする
力
(
ちから
)
が
有
(
あ
)
るものと
認
(
みと
)
めてゐるといふことです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼
(
かれ
)
は
其時
(
そのとき
)
服裝
(
なり
)
にも、
動作
(
どうさ
)
にも、
思想
(
しさう
)
にも、
悉
(
こと/″\
)
く
當世
(
たうせい
)
らしい
才人
(
さいじん
)
の
面影
(
おもかげ
)
を
漲
(
みなぎ
)
らして、
昂
(
たか
)
い
首
(
くび
)
を
世間
(
せけん
)
に
擡
(
もた
)
げつゝ、
行
(
い
)
かうと
思
(
おも
)
ふ
邊
(
あた
)
りを
濶歩
(
くわつぽ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
併
(
しか
)
し、
性
(
せい
)
の
上
(
うへ
)
の
共通
(
きようつう
)
といふ
事
(
こと
)
が、
果
(
は
)
たして、
思想
(
しさう
)
や
感情
(
かんじやう
)
の
共通
(
きようつう
)
といふ
事
(
こと
)
よりも、
重大
(
ぢうだい
)
な
影響
(
えいきやう
)
があるかどうか
疑問
(
ぎもん
)
である。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ところが
彼
(
か
)
れは、
町奉行
(
まちぶぎやう
)
といふ
重
(
おも
)
い
役目
(
やくめ
)
を
承
(
うけたまは
)
つて、
多
(
おほ
)
くの
人々
(
ひと/″\
)
の
生殺與奪
(
せいさつよだつ
)
の
權
(
けん
)
を、
其
(
そ
)
の
細
(
ほそ
)
い
手
(
て
)
の
掌
(
たなそこ
)
に
握
(
にぎ
)
るやうになると
忽
(
たちま
)
ち一
轉
(
てん
)
して、
彼
(
か
)
れの
思想
(
しさう
)
は
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
▼ もっと見る
ヂュリ
内實
(
なかみ
)
の十
分
(
ぶん
)
な
思想
(
しさう
)
は、
言葉
(
ことば
)
の
花
(
はな
)
で
飾
(
かざ
)
るには
及
(
およ
)
ばぬ。
算
(
かぞ
)
へらるゝ
身代
(
しんだい
)
は
貧
(
まづ
)
しいのぢゃ。
妾
(
わし
)
の
戀
(
こひ
)
は、
分量
(
ぶんりゃう
)
が
大
(
おほ
)
きう/\なったゆゑに、
今
(
いま
)
は
其
(
その
)
半分
(
はんぶん
)
をも
計算
(
かんぢゃう
)
することが
出來
(
でき
)
ぬわいの。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
從
(
したが
)
つてその
思想
(
しさう
)
や
人生觀
(
じんせいくわん
)
の凡てを愛を以て裏づけて行かうとする氏の
作家
(
さくか
)
としての
今後
(
こんご
)
は、どんな
轉換
(
てんくわん
)
を見せて行くかも知れませんが、その理智の人としての
弱點
(
じやくてん
)
から
釀
(
かも
)
されて來る何物かは
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
地方的
(
ちはうてき
)
又
(
また
)
は
國家的
(
こくかてき
)
の
思想
(
しさう
)
、
偏見
(
へんけん
)
、
又
(
また
)
は
愛着
(
あいちやく
)
から
離脱
(
りだつ
)
したる。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
お
前
(
まへ
)
は
思想
(
しさう
)
を
持
(
も
)
たぬたゞ一
箇
(
こ
)
の
生
(
い
)
ける
銃架
(
じうか
)
だ
生ける銃架:――満洲駐屯軍兵卒に――
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
人生
(
じんせい
)
の
解悟
(
かいご
)
に
向
(
むか
)
つて
居
(
を
)
る
自由
(
じいう
)
なる
深
(
ふか
)
き
思想
(
しさう
)
と、
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
愚
(
おろか
)
なる
騷
(
さわぎ
)
に
對
(
たい
)
する
全然
(
ぜん/\
)
の
輕蔑
(
けいべつ
)
、
是
(
こ
)
れ
即
(
すなは
)
ち
人間
(
にんげん
)
の
之
(
こ
)
れ
以上
(
いじやう
)
のものを
未甞
(
いまだかつ
)
て
知
(
し
)
らぬ
最大幸福
(
さいだいかうふく
)
です。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
家屋
(
かおく
)
は一
代
(
だい
)
かぎりのもので、
子孫繼承
(
しそんけいしやう
)
して
住
(
す
)
まふものでないといふ
思想
(
しさう
)
が
深
(
ふか
)
い
根柢
(
こんてい
)
をなした。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
疼痛
(
とうつう
)
とは
疼痛
(
とうつう
)
の
活
(
い
)
きた
思想
(
しさう
)
である、
此
(
こ
)
の
思想
(
しさう
)
を
變
(
へん
)
ぜしむるが
爲
(
ため
)
には
意旨
(
いし
)
の
力
(
ちから
)
を
奮
(
ふる
)
ひ、
而
(
しか
)
して
之
(
これ
)
を
棄
(
す
)
てゝ
以
(
もつ
)
て、
訴
(
うつた
)
ふる
事
(
こと
)
を
止
(
や
)
めよ、
然
(
しか
)
らば
疼痛
(
とうつう
)
は
消滅
(
せうめつ
)
すべし。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
熱帶地方
(
ねつたいちはう
)
の
自然界
(
しぜんかい
)
は
極
(
きは
)
めて
雄大
(
ゆうだい
)
であるから、
思想
(
しさう
)
も
自然
(
しぜん
)
に
深刻
(
しんこく
)
になるものである。そして
熱帶
(
ねつたい
)
で
多神教
(
たしんけう
)
を
信
(
しん
)
ずる
國
(
くに
)
に
於
(
おい
)
て、
最
(
もつと
)
も
深刻
(
しんこく
)
な
化物思想
(
ばけものしさう
)
が
發達
(
はつたつ
)
したといふ
事
(
こと
)
が
言
(
い
)
へる。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
かくて
國民
(
こくみん
)
は一
時的
(
じてき
)
のバラツクに
住
(
す
)
まひ
慣
(
な
)
れて、一
時的
(
じてき
)
主義
(
しゆぎ
)
の
思想
(
しさう
)
が
養成
(
やうせい
)
された。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“思想”の解説
思想(しそう、en: thought)は、人間が自分自身および自分の周囲について、あるいは自分が感じ思考できるものごとについて抱く、あるまとまった考えのことである。
(出典:Wikipedia)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“思想”で始まる語句
思想家
思想上
思想界
思想運動
思想之法則
思想の一杯売