“しさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
思想62.5%
死相18.8%
敷相6.3%
為相6.3%
駛走6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、わたくしはうとおもふのは、貴方あなたわたくしとが思想しさうするもの、相共あひとも思想しさうしたり、議論ぎろんたりするちからるものとみとめてゐるといふことです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
近所きんじよ女房等にようばうらは一たん晒木綿さらしもめん半分はんぶんきつてそれでかたばかりのみじか經帷子きやうかたびら死相しさうかく頭巾づきんとふんごみとをつてそれをせた。ふんごみはたゞかくにして足袋たびかはり爪先つまさき穿かせるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さうなつてからは勘次かんじきるまでいた。卯平うへいはむつゝりとしてひたひふかきざんだおほきなしわむづ敷相しさううごかしてはかたもちしやぶつた。卯平うへいぜんにはつめたくつたもち屹度きつとのこされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
昔の牢獄の中へ帝王の大典のめでたい記念を飾ると云ふ事は東洋人の為相しさうにない事である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
硝煙せうえん朦朧もうらうたる海洋かいやうたゝかひに、海底戰鬪艇かいていせんとうていりやうごとく、しやちごとく、怒濤どたうつて駛走しさうしつゝ、明鏡めいきやううつ海上かいじやう光景くわうけい展眸てんばうして、發射旋廻輪はつしやせんくわいりん一轉いつてんまた一轉いつてん敵艦右舷てきかんうげんきたれば右舷うげん水雷すいらいこれ轟沈がうちん