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經帷子
ふりがな文庫
“經帷子”の読み方と例文
新字:
経帷子
読み方
割合
きやうかたびら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きやうかたびら
(逆引き)
「それは
經帷子
(
きやうかたびら
)
だ。お銀は死んだばかりで、まだ
湯灌
(
ゆくわん
)
も濟んぢやゐない。舞臺で着る赤い振袖の襟を、左前に合せるのは變だらう」
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
近所
(
きんじよ
)
の
女房等
(
にようばうら
)
は一
反
(
たん
)
の
晒木綿
(
さらしもめん
)
を
半分
(
はんぶん
)
切
(
きつ
)
てそれで
形
(
かた
)
ばかりの
短
(
みじか
)
い
經帷子
(
きやうかたびら
)
と
死相
(
しさう
)
を
隱
(
かく
)
す
頭巾
(
づきん
)
とふんごみとを
縫
(
ぬ
)
つてそれを
着
(
き
)
せた。ふんごみは
只
(
たゞ
)
三
角
(
かく
)
にして
足袋
(
たび
)
の
代
(
かはり
)
に
爪先
(
つまさき
)
へ
穿
(
は
)
かせるのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
淨瑠璃
(
じやうるり
)
の文句の通り、覺悟の
經帷子
(
きやうかたびら
)
、首には水晶の
珠數
(
じゆず
)
をかけて、そのまゝ舞臺に押し出せさうな晴小袖、男の方もそれに劣らず、錢に飽かして死出の晴着だ
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
經帷子(きやうかたびら)の例文をもっと
(8作品)
見る
經
部首:⽷
13画
帷
漢検1級
部首:⼱
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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經
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