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しにがお
ふりがな文庫
“しにがお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
死顔
63.6%
死貌
13.6%
死面
13.6%
死相
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死顔
(逆引き)
人々の前に、少女の美しい
死顔
(
しにがお
)
が始めてハッキリと現れたのだった。左胸部を中心に、衣服はベットリ
鮮血
(
せんけつ
)
に染っていた。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しにがお(死顔)の例文をもっと
(14作品)
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死貌
(逆引き)
見張の男の
死貌
(
しにがお
)
はまことにおだやかであったけれども、人間のあらゆる秘密を解き得て死んで行った者の
貌
(
かお
)
ではなかった。平凡な、もはや兵隊でない
市井人
(
しせいじん
)
の死貌であった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
しにがお(死貌)の例文をもっと
(3作品)
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死面
(逆引き)
さながらに痩せこけた源次の
死面
(
しにがお
)
のように、ジッと眼を閉じて、歯を喰い締めたまま永遠に凝固している無念の
形相
(
ぎょうそう
)
であった……が……しかしその一文字に結んでいる唇の間から洩れ出す
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
しにがお(死面)の例文をもっと
(3作品)
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死相
(逆引き)
僕の見た轟氏の
死相
(
しにがお
)
はスッカリ弛んで、眼を半分伏せて、口をダラリと開けたままグッタリとうなだれて机の下を覗いていたよ。僕の云うのはその手足の表情だ。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
しにがお(死相)の例文をもっと
(2作品)
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