“しにがほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死顔60.0%
死顏40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの凄い死顔しにがほを見るとこんな気も起る。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
乳母 そのきずましたが、此眼このめましたが……南無なむさんぼう!……ちょうどこの立派りっぱ胸元むなもとに。いた/\しい、無慚むざんな、いた/\しい死顏しにがほ
泣いてるやうな笑つてるやうな死顏しにがほ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ヂュリ ほんにロミオのかほを……死顏しにがほを……るまでは、わたし如何どうしてもこゝろいさまぬ、從兄いとこがおにゃったのが、それほどこゝろみてかなしい。