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市井人
ふりがな文庫
“市井人”の読み方と例文
読み方
割合
しせいじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しせいじん
(逆引き)
などと、貧乏人に金を貸して、萬兩分限にでもならうと言ふ金右衞門に取つては、錢形平次も、貧乏な一
市井人
(
しせいじん
)
でしかありません。
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
不断はまことに素直な
市井人
(
しせいじん
)
として、積極的な現世主義者として、また数多い家族の善良な扶養者としてあけくれ送つてゐる。
大凶の籤
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
あの、微笑の、
能面
(
のうめん
)
になりましょう。この世の中で、その発言に権威を持つためには、まず、つつましい一般
市井人
(
しせいじん
)
の家を営み、その日常生活の形式に於いて、無慾。
春の盗賊
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
市井人(しせいじん)の例文をもっと
(7作品)
見る
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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