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午後
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ごゞ
ふりがな文庫
“
午後
(
ごゞ
)” の例文
ある
日
(
ひ
)
の
午後
(
ごゞ
)
。ぱちツと
不思議
(
ふしぎ
)
な
音
(
をと
)
がしました。
莢
(
さや
)
が
裂
(
さ
)
けたのです。
豆
(
まめ
)
は
耳
(
みゝ
)
をおさえたなり、
地
(
ぢ
)
べたに
轉
(
ころ
)
げだしました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
八
王子
(
わうじ
)
街道
(
かいだう
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、いよ/\
深大寺
(
じんだいじ
)
近
(
ちか
)
く
成
(
な
)
つたのが、
午後
(
ごゞ
)
の五
時
(
じ
)
過
(
す
)
ぎ。
夕立
(
ゆふだち
)
でも
來
(
く
)
るか、
空
(
そら
)
は一
杯
(
ぱい
)
に
曇
(
くも
)
つて
來
(
き
)
た。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
勤
(
つと
)
め
大事
(
だいじ
)
に
骨
(
ほね
)
さへ
折
(
を
)
らば
御氣
(
おき
)
に
入
(
い
)
らぬ
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
き
筈
(
はづ
)
と
定
(
さだ
)
めて、かゝる
鬼
(
おに
)
の
主
(
しゆう
)
をも
持
(
も
)
つぞかし、
目見
(
めみ
)
えの
濟
(
す
)
みて三日の
後
(
のち
)
、
七歳
(
なゝつ
)
になる
孃
(
じやう
)
さま
踊
(
おど
)
りのさらひに
午後
(
ごゞ
)
よりとある
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
君
(
きみ
)
に
其
(
その
)
决心
(
けつしん
)
があるなら
屹度
(
きつと
)
出來
(
でき
)
ます、
鐵車
(
てつしや
)
の
製造所
(
せいぞうしよ
)
は、
我
(
わ
)
が
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
内
(
ない
)
の
何處
(
どこ
)
かに
設
(
まう
)
け、
充分
(
じゆうぶん
)
の
材料
(
ざいれう
)
は
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
から
供給
(
けうきう
)
し、また
君
(
きみ
)
の
助手
(
たすけて
)
としては、
毎日
(
まいにち
)
午前
(
ごぜん
)
午後
(
ごゞ
)
に
交代
(
かうたい
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
午後
(
ごゞ
)
三
時
(
じ
)
十五
分
(
ふん
)
にゴールデンゲートを
過
(
す
)
ぎてから、
今迄
(
いままで
)
にもう
何時間
(
なんじかん
)
経
(
た
)
つたと
思
(
おも
)
ふぞ。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
▼ もっと見る
勘次
(
かんじ
)
は
草臥
(
くたぶ
)
れやしないかといつてはお
品
(
しな
)
の
足
(
あし
)
をさすつた。それでもお
品
(
しな
)
の
大儀相
(
たいぎさう
)
な
容子
(
ようす
)
が
彼
(
かれ
)
の
臆
(
おく
)
した
心
(
こゝろ
)
にびり/\と
響
(
ひゞ
)
いて、
迚
(
とて
)
も
午後
(
ごゞ
)
までは
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
ることが
出來
(
でき
)
なくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
冷吉は診察室へ下りて來るのが一ん
日
(
ち
)
の何よりの變化であつた。
午後
(
ごゞ
)
には、學校から歸つてから出かけて來るらしい、二三人の子供等がゐて、病院に來馴れたやうに方々を飛び𢌞つた。
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
話
(
はなし
)
の
間
(
あひだ
)
に、
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
は、かの
恐
(
おそ
)
ろしき
山
(
やま
)
と
森
(
もり
)
と
谷
(
たに
)
と、
又
(
ま
)
た
惜
(
をし
)
む
可
(
べ
)
き——
然
(
さ
)
れど
今
(
いま
)
は
要
(
えう
)
なき
鐵檻車
(
てつおりぐるま
)
とを
後
(
あと
)
にして、
風
(
かぜ
)
のまに/\
空中
(
くうちう
)
を
飛行
(
ひかう
)
して、
其日
(
そのひ
)
午後
(
ごゞ
)
三
時
(
じ
)
四十
分
(
ぷん
)
項
(
ごろ
)
、
吾等
(
われら
)
は
再
(
ふたゝ
)
び
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
午後
(
ごゞ
)
に
至
(
いた
)
りて、
如何
(
どう
)
も
天候
(
てんこう
)
が
不良
(
ふれう
)
である。それで
女連
(
をんなれん
)
だけ
先
(
さ
)
きへ
歸
(
か
)
へさうとした。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
お
母
(
はゝ
)
さまに
直樣
(
すぐさま
)
お
出
(
いで
)
下
(
くだ
)
さるやう、
今朝
(
けさ
)
よりのお
苦
(
く
)
るしみに、
潮時
(
しほどき
)
は
午後
(
ごゞ
)
、
初産
(
ういざん
)
なれば
旦那
(
だんな
)
とり
止
(
と
)
めなくお
騷
(
さわ
)
ぎなされて、お
老人
(
としより
)
なき
家
(
いゑ
)
なれば
混雜
(
こんざつ
)
お
話
(
はな
)
しにならず、
今
(
いま
)
が
今
(
いま
)
お
出
(
い
)
でをとて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
今歳
(
ことし
)
は
別
(
わ
)
きてお
客樣
(
きやくさま
)
の
數多
(
かずおほ
)
く、
午後
(
ごゞ
)
三
時
(
じ
)
よりとの
招待状
(
せうたいじよう
)
一つも
空
(
むな
)
しう
成
(
な
)
りしは
無
(
な
)
くて、
暮
(
く
)
れ
過
(
す
)
ぐるほどの
賑
(
にぎは
)
ひは
坐敷
(
ざしき
)
に
溢
(
あふ
)
れて
茶室
(
ちやしつ
)
の
隅
(
すみ
)
へ
逃
(
のが
)
るゝもあり、二
階
(
かい
)
の
手摺
(
てす
)
りに
洋服
(
ようふく
)
のお
輕女郎
(
かるじよろう
)
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
時
(
とき
)
は
午後
(
ごゞ
)
二
時
(
じ
)
四十五
分
(
ふん
)
、
今
(
いま
)
から
紀念塔
(
きねんたふ
)
を
建立
(
けんりつ
)
するのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“午後(午前と午後)”の解説
午前(ごぜん)と午後(ごご)は、正子(真夜中)と正午(真昼)を境界にした時刻の区分である。時刻を12時間制で表現する場合は「午前」または「午後」を付加する。
(出典:Wikipedia)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“午後”で始まる語句
午後五時
午後六時
午後中
午後の茶
午後一時
午後二時
午後四時
午後四時半
午後四時頃
午後二時半頃