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毎日々々
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まいにち/\
『それだから
其れが
學科と
稱はれるのです』とグリフォンが
注意しました、『
然うして
毎日々々習ひくづしになつて
行くのです』
『
生徒さん、
今日も
學校ですか。この
寒いのに、よくお
通ひですね。
毎日々々さうして
精出して
下さると、このお
婆さんも
御褒美をあげますよ。』
つまり
根氣くらべだね。
然し
如何なる
人物でも、
毎日々々葉書で
攻め
立てられちや
放つて
置けないものと
見えるなア。
騙り取其外二十や三十の
小さな
仕事は
數知れず
兎角惡錢身に付ず忽ち元の
木阿彌と
貧乏陶りも
干上る時弟の女房のお安めが娘に
逢せろ/\と
毎日々々迫るのも惡事を
「なに
宅を
持ち
立てだものだから、
毎日々々要るものを
新らしく
發見するんで、一
週に一二
返は
是非都迄買ひ
出しに
行かなければならない」と
云ひながら
安井は
笑つた。
あとの
大勢つたら、
其のあくる
日から、
火の
雨、
火の
風、
火の
浪に
吹放されて、
西へ——
西へ——
毎日々々、
百日と
六日の
間、
鳥の
影一つ
見えない
大灘を
漂うて、お
米を二
升に
水一
斗の
薄粥で
A
大隈侯が
前の
正月に
受取つた
年始の
葉書は
無慮十八
萬五千九十九
枚で、
毎日々々郵便局から
大八
車で
運びこんだと
云ふが、
隨分君エライもんぢやないか。
男や
女の
旅人を
乘せた
馬が
馬方に
引かれて
通ることもありました。
父さんの
聲を
掛けたのは、
近所に
飼はれて
居る
馬で、
毎日々々隣村の
方へ
荷物を
運ぶのがこの
馬の
役目でした。
そいつは
面白いねえ。『
普通選擧を
斷行せよ』『
我に
選擧權を
與へよ』なんて
云ふ
葉書が
毎日々々、
何千
枚も
何萬枚も
衆議院へ
舞ひこんだら、
議員も
萬ざら
知らん
顏をしては
居られまい。