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吹放
ふりがな文庫
“吹放”の読み方と例文
読み方
割合
ふきはな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきはな
(逆引き)
二
(
ふた
)
つめの
峠
(
たうげ
)
、
大良
(
だいら
)
からは、
岨道
(
そばみち
)
の
一方
(
いつぱう
)
が
海
(
うみ
)
に
吹放
(
ふきはな
)
たれるので
雪
(
ゆき
)
が
薄
(
うす
)
い。
俥
(
くるま
)
は
敦賀
(
つるが
)
まで、
漸
(
やつ
)
と
通
(
つう
)
じた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
……三
本木原
(
ぼんぎはら
)
の
真中
(
まんなか
)
へ、
向風
(
むかひかぜ
)
と、
轍
(
わだち
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹放
(
ふきはな
)
された
時
(
とき
)
は、
沖
(
おき
)
へ
漂
(
たゞよ
)
つたやうな
心細
(
こゝろぼそ
)
さ。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
火の
浪
(
なみ
)
に
吹放
(
ふきはな
)
されて、西へ——西へ——毎日々々、百日と六日の
間
(
あいだ
)
、鳥の影一つ見えない
大灘
(
おおなだ
)
を漂うて、お米を二
升
(
しょう
)
に水一
斗
(
と
)
の
薄粥
(
うすがゆ
)
で、二十人の一日の
生命
(
いのち
)
を
繋
(
つな
)
いだのも、はじめの内。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹放(ふきはな)の例文をもっと
(4作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
“吹放”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花