お庄は見世物小屋の木戸口へ行って、帯のなかから巾着を取り出しながら、弟を呼び込もうとしたが、弟はやはり寄って来なかった。
「這入ろうと思ったら巾着を忘れたのに気がついて、廊下から引き返したんだ。人が巾着でもとりゃしまいし第一それからが失敬さ」
“巾着”の意味
“巾着”の解説
巾着(きんちゃく)とは、開口部を緒(お)で絞める袋のこと。
素材としては革、布、編物などがあり、それを袋状にして、その口(開口部)を緒(紐類)で絞めくくる。小物を入れるための袋物の一種。巾着袋(きんちゃくぶくろ)とも言う。巾着は日本古来の袋物であるが、形式はdrawstring bagと呼ばれるものにあたる。
(出典:Wikipedia)
素材としては革、布、編物などがあり、それを袋状にして、その口(開口部)を緒(紐類)で絞めくくる。小物を入れるための袋物の一種。巾着袋(きんちゃくぶくろ)とも言う。巾着は日本古来の袋物であるが、形式はdrawstring bagと呼ばれるものにあたる。
(出典:Wikipedia)