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浅黄裏
ふりがな文庫
“浅黄裏”の読み方と例文
読み方
割合
あさぎうら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさぎうら
(逆引き)
切る積りかも知れないよ。俺にはそんな気がしてならねえ、——お茶屋へ始めて来たような
浅黄裏
(
あさぎうら
)
が、女中に一分の祝儀は出来すぎているぜ。ね、番頭さん
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
遊冶郎
(
ゆうやろう
)
がかッたるそうに帰って来る
吉原組
(
よしわらぐみ
)
の駕もあれば、昼狐につままれにゆく、勤番の
浅黄裏
(
あさぎうら
)
もぼつぼつ通る。午後の陽ざしに、
馬糞
(
ばふん
)
の
埃
(
ほこり
)
が黄色く立つ。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勿論、主人持ちの小僧や、年寄りの
巾着
(
きんちゃく
)
なぞは狙わない。彼女が狙ったのは、
浅黄裏
(
あさぎうら
)
の、
権柄
(
けんぺい
)
なくせにきょろきょろまなこの勤番侍や、乙に気取った町人のふところだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
浅黄裏(あさぎうら)の例文をもっと
(9作品)
見る
浅
常用漢字
小4
部首:⽔
9画
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“浅黄”で始まる語句
浅黄
浅黄色
浅黄繻子
浅黄幕
浅黄木綿
浅黄縮緬
浅黄無垢
浅黄地
浅黄服
浅黄鼠
検索の候補
今様浅黄裏
浅黄
浅黄色
水浅黄
淺黄裏
浅黄繻子
浅黄幕
浅黄木綿
浅黄縮緬
浅黄無垢
“浅黄裏”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治
野村胡堂