“あさぎうら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅黄裏60.0%
淺黄裏33.3%
浅葱裏6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遊冶郎ゆうやろうがかッたるそうに帰って来る吉原組よしわらぐみの駕もあれば、昼狐につままれにゆく、勤番の浅黄裏あさぎうらもぼつぼつ通る。午後の陽ざしに、馬糞ばふんほこりが黄色く立つ。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それからグイと野暮やぼに作つた。本場の淺黄裏あさぎうらこしらへで編笠茶屋のあたりをウロウロして居ると、來たね」
天神様と、浅葱裏あさぎうらのお客様だ。露八は、そう見くびって、やれといわれるものを、何でもってのけた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浅葱裏あさぎうらめ)
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)