ちかひ)” の例文
こと浮沈室ふちんしつ機關室きくわんしつとはこのていもつと主要しゆえうなる部分ぶゞんではあるが、此事このこといては殘念ざんねんながらわたくしちかひたいして一言いちごん明言めいげんすること出來できぬ。
わが日頃ひごろちかひそむくものなればおほせなれども御免下ごめんくだされたし、このみてするものはなきいやしきわざの、わが身も共々とも/″\牛馬ぎうばせらるゝをはぢともせず
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
のこる所の二十七名は之よりすすむのみにしてかへるを得ざるもの、じつすすりて决死けつしちかひをなししと云ふてなり、すでにして日やうやたかく露亦やうやへ、かつ益渇をくわ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
送しにおもせも文右衞門が男ぶりいうやさしく甲府の中にも多く有まじき樣子やうすまよつひに人知ず返書へんしよを取りかはし二世のちかひを立たりけり然るにおもせの親五郎右衞門は此こと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そこで如何いかなることがあつても貴様あなたさまにはと誓つて居たけれどそのちかひも捨て義理も忘れてお願ひ申すのである、何卒どうか二十円だけ用意して明晩みやうばん来てれまいか——といふのである。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
命令めいれい主張しゆちやう禁止きんし恁云かういことすべかれには出來できぬ。丁度ちやうどこゑたかめて命令めいれいなどはけつしていたさぬと、たれにかちかひでもてたかのやうに、れとか、つていとかとは奈何どうしてもへぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
我に問ふ、何故なにゆゑに久しく文を論ぜざるかと。我は反問せむとす、何故に久しく論ずべき文をいださゞるかと。我が文學上の評論をなさんといひしちかひは、今やいたづら事になりなむとす。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
地上の罪の同胞はらからに、代る犠牲の小羊と、神の御前みまへに献げたる、堅きちかひの我なるを
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
罪おほき身もよき人と一つらに住ますはちすのそのちかひはも
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
盤石ばんじやくちかひ堅く
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ちかひ形式けいしきです。けれど愛國あいこくじやうふかきみは、あやまつてもこの秘密ひみつをば、無用むようひともらたまふな。』
あげもとあまさき藩中はんちう小野田幸之進をのだかうのしんと申者にて主用しゆよう有之これあり上方へのぼり候とき江尻宿えじりじゆくにて盜賊たうぞくの爲に切害せつがいあひ主人の金四百五十りやうならびに其身用意よういきん二十りやう衣類いるゐ大小までうばひ取られ家も斷絶仕だんぜつつかまつりしのみか盜賊たうぞくの爲に殺害せつがいいたされしは武士の恥辱ちじよくとて一家中幸之進かうのしんうはさ以てのほかよろしからず如何いかにも口惜くちをしぞんじ候まゝ神佛へちかひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたくし猶豫ゆうよもなく、かたちかひてると、大佐たいさはツトおこしてわたくしにぎ