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誓
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ちかひ
ふりがな文庫
“
誓
(
ちかひ
)” の例文
殊
(
こと
)
に
浮沈室
(
ふちんしつ
)
と
機關室
(
きくわんしつ
)
とは
此
(
この
)
艇
(
てい
)
の
最
(
もつと
)
も
主要
(
しゆえう
)
なる
部分
(
ぶゞん
)
ではあるが、
此事
(
このこと
)
に
就
(
つ
)
いては
殘念
(
ざんねん
)
ながら
私
(
わたくし
)
の
誓
(
ちかひ
)
に
對
(
たい
)
して
一言
(
いちごん
)
も
明言
(
めいげん
)
する
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
わが
日頃
(
ひごろ
)
の
誓
(
ちかひ
)
に
反
(
そむ
)
くものなれば
仰
(
おほ
)
せなれども
御免下
(
ごめんくだ
)
されたし、
好
(
この
)
みてするものはなき
賤
(
いや
)
しき
業
(
わざ
)
の、わが身も
共々
(
とも/″\
)
に
牛馬
(
ぎうば
)
に
比
(
ひ
)
せらるゝを
耻
(
はぢ
)
ともせず
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
残
(
のこ
)
る所の二十七名は之より
進
(
すす
)
むのみにして
帰
(
かへ
)
るを得ざるもの、
実
(
じつ
)
に
血
(
ち
)
を
啜
(
すす
)
りて
决死
(
けつし
)
の
誓
(
ちかひ
)
をなししと云ふて
可
(
か
)
なり、
既
(
すで
)
にして日
漸
(
やうや
)
く
高
(
たか
)
く露亦
漸
(
やうや
)
く
消
(
き
)
へ、
渇
(
かつ
)
益渇を
加
(
くわ
)
へ
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
送しにおもせも文右衞門が男
振
(
ぶり
)
優
(
いう
)
に
艷
(
やさし
)
く甲府の中にも多く有まじき
樣子
(
やうす
)
に
迷
(
まよ
)
ひ
終
(
つひ
)
に人知ず
返書
(
へんしよ
)
を取り
交
(
かは
)
し二世の
誓
(
ちかひ
)
を立たりけり然るにおもせの親五郎右衞門は此
事
(
こと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そこで
如何
(
いか
)
なることがあつても
貴様
(
あなたさま
)
にはと誓つて居たけれど
其
(
その
)
誓
(
ちかひ
)
も捨て義理も忘れてお願ひ申すのである、
何卒
(
どうか
)
二十円だけ用意して
明晩
(
みやうばん
)
来て
呉
(
く
)
れまいか——といふのである。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
命令
(
めいれい
)
、
主張
(
しゆちやう
)
、
禁止
(
きんし
)
、
恁云
(
かうい
)
ふ
事
(
こと
)
は
凡
(
すべ
)
て
彼
(
かれ
)
には
出來
(
でき
)
ぬ。
丁度
(
ちやうど
)
聲
(
こゑ
)
を
高
(
たか
)
めて
命令
(
めいれい
)
などは
决
(
けつ
)
して
致
(
いた
)
さぬと、
誰
(
たれ
)
にか
誓
(
ちかひ
)
でも
立
(
た
)
てたかのやうに、
呉
(
く
)
れとか、
持
(
も
)
つて
來
(
こ
)
いとかとは
奈何
(
どう
)
しても
言
(
い
)
へぬ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
我に問ふ、
何故
(
なにゆゑ
)
に久しく文を論ぜざるかと。我は反問せむとす、何故に久しく論ずべき文を
出
(
いだ
)
さゞるかと。我が文學上の評論をなさんといひし
誓
(
ちかひ
)
は、今やいたづら事になりなむとす。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
地上の罪の
同胞
(
はらから
)
に、代る犠牲の小羊と、神の
御前
(
みまへ
)
に献げたる、堅き
誓
(
ちかひ
)
の我なるを
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
罪おほき身もよき人と一つらに住ます
蓮
(
はちす
)
のその
誓
(
ちかひ
)
はも
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
盤石
(
ばんじやく
)
と
誓
(
ちかひ
)
堅く
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『
誓
(
ちかひ
)
は
形式
(
けいしき
)
です。けれど
愛國
(
あいこく
)
の
情
(
じやう
)
深
(
ふか
)
き
君
(
きみ
)
は、
※
(
あやま
)
つても
此
(
この
)
秘密
(
ひみつ
)
をば、
無用
(
むよう
)
の
人
(
ひと
)
に
洩
(
もら
)
し
玉
(
たま
)
ふな。』
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
上
(
あげ
)
舊
(
もと
)
尼
(
あま
)
ヶ
崎
(
さき
)
の
藩中
(
はんちう
)
小野田幸之進
(
をのだかうのしん
)
と申者にて
主用
(
しゆよう
)
有之
(
これあり
)
上方へ
登
(
のぼ
)
り候
時
(
とき
)
江尻宿
(
えじりじゆく
)
にて
盜賊
(
たうぞく
)
の爲に
切害
(
せつがい
)
に
逢
(
あひ
)
主人の金四百五十
兩
(
りやう
)
并
(
ならび
)
に其身
用意
(
ようい
)
の
金
(
きん
)
二十
兩
(
りやう
)
衣類
(
いるゐ
)
大小まで
奪
(
うば
)
ひ取られ家も
斷絶仕
(
だんぜつつかま
)
つりしのみか
盜賊
(
たうぞく
)
の爲に
殺害
(
せつがい
)
致
(
いた
)
されしは武士の
恥辱
(
ちじよく
)
とて一家中
幸之進
(
かうのしん
)
の
噂
(
うはさ
)
以ての
外
(
ほか
)
宜
(
よろし
)
からず
如何
(
いか
)
にも
口惜
(
くちをし
)
く
存
(
ぞんじ
)
候まゝ神佛へ
誓
(
ちかひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私
(
わたくし
)
は
猶豫
(
ゆうよ
)
もなく、
堅
(
かた
)
き
誓
(
ちかひ
)
を
立
(
た
)
てると、
大佐
(
たいさ
)
はツト
身
(
み
)
を
起
(
おこ
)
して
私
(
わたくし
)
の
手
(
て
)
を
握
(
にぎ
)
り
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
誓
常用漢字
中学
部首:⾔
14画
“誓”を含む語句
誓約
誓言
誓願
空誓文
誓文払
誓文
祈誓
弘誓
起誓
誓盟
神誓
誓紙
誓願寺
誓詞
誓書
御誓文
御誓願
起誓文
誓占
衆生無辺誓願度
...