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子供等
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こどもら
ふりがな文庫
“
子供等
(
こどもら
)” の例文
與吉
(
よきち
)
は
時々
(
とき/″\
)
鰌
(
どぜう
)
を
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
た。おつぎは
衣物
(
きもの
)
の
泥
(
どろ
)
になるのを
叱
(
しか
)
りながらそれでも
威勢
(
ゐせい
)
よく
田圃
(
たんぼ
)
へ
出
(
だ
)
してやつた。
其
(
そ
)
の
度
(
たび
)
に
他
(
ほか
)
の
子供等
(
こどもら
)
の
後
(
うしろ
)
から
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
病院
(
びょういん
)
の
小使
(
こづかい
)
、
看護婦
(
かんごふ
)
、その
子供等
(
こどもら
)
などは
皆
(
みな
)
患者
(
かんじゃ
)
の
病室
(
びょうしつ
)
に一
所
(
しょ
)
に
起臥
(
きが
)
して、
外科室
(
げかしつ
)
には
丹毒
(
たんどく
)
が
絶
(
た
)
えたことは
無
(
な
)
い。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
英吉利
(
イギリス
)
の
海岸
(
かいがん
)
へ
行
(
ゆ
)
けば
何所
(
どこ
)
にでも、
海
(
うみ
)
の
中
(
なか
)
に
泳
(
およ
)
いでる
澤山
(
たくさん
)
の
機械
(
きかい
)
が
見
(
み
)
られる、
子供等
(
こどもら
)
は
木
(
き
)
の
鍬
(
くわ
)
で
沙
(
すな
)
ッ
掘
(
ぽじ
)
りをしてゐる、そして一
列
(
れつ
)
に
並
(
なら
)
んでる
宿屋
(
やどや
)
、それから
其
(
その
)
後
(
うし
)
ろには
停車場
(
ステーシヨン
)
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
……
仇敵同士
(
かたきどうし
)
は
何
(
いづ
)
れにあるぞ? カピューレット! モンタギュー!……
見
(
み
)
い、
是
(
これ
)
皆
(
みな
)
汝等
(
おぬしたち
)
が
相憎惡
(
にくみあひ
)
の
懲罰
(
こらしめ
)
、
天
(
てん
)
は
故
(
わざ
)
と
子供等
(
こどもら
)
を
愛
(
あい
)
しあはせ、
以
(
もっ
)
て
汝等
(
おぬしら
)
が
歡樂
(
よろこび
)
をば
殺
(
ころ
)
させられたわ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
戲
(
たはむ
)
れに
枯草
(
かれくさ
)
へ
火
(
ひ
)
を
移
(
うつ
)
した
子供等
(
こどもら
)
は、
遙
(
はる
)
かに
見
(
み
)
える
大勢
(
おほぜい
)
の
武士
(
ぶし
)
の
姿
(
すがた
)
に
恐
(
おそ
)
れて、
周章
(
あわ
)
てながら
火
(
ひ
)
を
消
(
け
)
さうと、
青松葉
(
あをまつば
)
の
枝
(
えだ
)
で
叩
(
たゝ
)
くやら、
燃
(
も
)
えてゐる
草
(
くさ
)
の
上
(
うへ
)
へ
轉
(
ころ
)
がるやらして、
頻
(
しき
)
りに
騷
(
さわ
)
いでゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
▼ もっと見る
大
(
おほ
)
きな
子供
(
こども
)
はそれつといつて
惡戯
(
いたづら
)
に
其
(
それ
)
を
捕
(
とら
)
うとする。
子供等
(
こどもら
)
は
順次
(
じゆんじ
)
に
皆
(
みな
)
それに
傚
(
なら
)
はうとする。さうすると
小
(
ちひ
)
さな
小供
(
こども
)
は
唯
(
たゞ
)
火
(
ひ
)
の
點
(
つ
)
いたやうに
泣
(
な
)
く。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
の
書物
(
しよもつ
)
は
女主人
(
をんなあるじ
)
が
橇
(
そり
)
の
中
(
なか
)
に
積重
(
つみかさ
)
ねて、
軒下
(
のきした
)
に
置
(
お
)
いたのであるが、
何處
(
どこ
)
からともなく、
子供等
(
こどもら
)
が
寄
(
よ
)
つて
來
(
き
)
ては、一
册
(
さつ
)
持
(
も
)
ち
行
(
ゆ
)
き、二
册
(
さつ
)
取去
(
とりさ
)
り、
段々
(
だん/\
)
に
皆
(
みんな
)
何
(
いづ
)
れへか
消
(
き
)
えて
了
(
しま
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
自分
(
じぶん
)
の
知
(
し
)
れる
限
(
かぎ
)
りの
他
(
た
)
の
子供等
(
こどもら
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
をよく/\
考
(
かんが
)
へながら、『
若
(
も
)
し
誰
(
だれ
)
かゞ、
巧
(
うま
)
く
彼等
(
かれら
)
を
變
(
か
)
へる
方法
(
はうはふ
)
を
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
たならば——』と
我
(
わ
)
れとわれに
云
(
い
)
つて、
恰
(
あだか
)
も
其時
(
そのとき
)
朝鮮猫
(
てうせんねこ
)
が
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
村落
(
むら
)
の
子供等
(
こどもら
)
は「三
平
(
ぺい
)
ぴいつく/\」と
雲雀
(
ひばり
)
の
鳴聲
(
なきごゑ
)
を
眞似
(
まね
)
しながら、
小笊
(
こざる
)
を
持
(
も
)
つたり
叉手
(
さで
)
を
持
(
も
)
つたりしてぢやぶ/\と
快
(
こゝろ
)
よい
田圃
(
たんぼ
)
の
水
(
みづ
)
を
渉
(
わた
)
つて
歩
(
ある
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
の
書物
(
しょもつ
)
は
女主人
(
おんなあるじ
)
が
橇
(
そり
)
の
中
(
なか
)
に
積重
(
つみかさ
)
ねて、
軒下
(
のきした
)
に
置
(
お
)
いたのであるが、どこからともなく、
子供等
(
こどもら
)
が
寄
(
よ
)
って
来
(
き
)
ては、一
冊
(
さつ
)
持
(
も
)
ち
行
(
ゆ
)
き、二
冊
(
さつ
)
取去
(
とりさ
)
り、
段々
(
だんだん
)
に
皆
(
みんな
)
何
(
いず
)
れへか
消
(
き
)
えてしまった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
其
(
そ
)
れは
彼
(
かれ
)
が
古
(
ふる
)
くから
病院
(
びやうゐん
)
にゐる
爲
(
ため
)
か、
町
(
まち
)
で
子供等
(
こどもら
)
や、
犬
(
いぬ
)
に
圍
(
かこ
)
まれてゐても、
决
(
けつ
)
して
他
(
た
)
に
何等
(
なんら
)
の
害
(
がい
)
をも
加
(
くは
)
へぬと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
町
(
まち
)
の
人
(
ひと
)
に
知
(
し
)
られてゐる
爲
(
ため
)
か、
左
(
と
)
に
右
(
かく
)
、
彼
(
かれ
)
は
町
(
まち
)
の
名物男
(
めいぶつをとこ
)
として
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それは
彼
(
かれ
)
が
古
(
ふる
)
くから
病院
(
びょういん
)
にいる
為
(
ため
)
か、
町
(
まち
)
で
子供等
(
こどもら
)
や、
犬
(
いぬ
)
に
囲
(
かこ
)
まれていても、
决
(
けっ
)
して
他
(
た
)
に
何等
(
なんら
)
の
害
(
がい
)
をも
加
(
くわ
)
えぬと
云
(
い
)
うことを
町
(
まち
)
の
人
(
ひと
)
に
知
(
し
)
られている
為
(
ため
)
か、とにかく、
彼
(
かれ
)
は
町
(
まち
)
の
名物男
(
めいぶつおとこ
)
として
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“子供等”で始まる語句
子供等抔