御承知の通り昨晩は凪でしたので、犬崎から折れ曲って逆流している黒潮海流の支流に押されて、この岬の附近まで漂って来ます——
一方に高い土用波の立つ頃は、こゝには海の凪の頃である。一方に自然の活動してゐる時は、こゝには自然の休息してゐる季節である。
“凪”の解説
凪(なぎ・en: calm)は、風力0(風速0.0 - 0.2メートル毎秒)の状態をいう。
沿岸地域では、気圧傾度が弱く天気のよい日には日中に海風・夜中に陸風が吹く。海風から陸風へ切り替わるときの無風状態を「夕凪」(ゆうなぎ、en: evening calm)、陸風から海風へ切り替わるときの無風状態を「朝凪」(あさなぎ、en: morning calm)という。
そのほか、一般に風がおさまって波の穏やかな状態を「凪」(なぎ、en: calm)ともいい、時化の対義語として使われている。
なお、四方を山に囲まれ、風の弱い瀬戸内海のような内海ではこれの継続時間が長く、夏に近づくにつれてこれがはっきりと現れる。
(出典:Wikipedia)
沿岸地域では、気圧傾度が弱く天気のよい日には日中に海風・夜中に陸風が吹く。海風から陸風へ切り替わるときの無風状態を「夕凪」(ゆうなぎ、en: evening calm)、陸風から海風へ切り替わるときの無風状態を「朝凪」(あさなぎ、en: morning calm)という。
そのほか、一般に風がおさまって波の穏やかな状態を「凪」(なぎ、en: calm)ともいい、時化の対義語として使われている。
なお、四方を山に囲まれ、風の弱い瀬戸内海のような内海ではこれの継続時間が長く、夏に近づくにつれてこれがはっきりと現れる。
(出典:Wikipedia)