“小春凪”の読み方と例文
読み方割合
こはるなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初阪はつざかものの赤毛布あかげっと、というところを、十月の半ば過ぎ、小春凪こはるなぎで、ちと逆上のぼせるほどな暖かさに、下着さえかさねて重し、野暮なしまも隠されず、頬被ほおかぶりがわりの鳥打帽で
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ぽかん/\と薪を割り始めましたが、丁度十月の十五日小春凪こはるなぎで暖かい日でございます。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
小春凪こはるなぎ
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)