“初阪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつざか50.0%
もの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初阪はつざかものの赤毛布あかげっと、というところを、十月の半ば過ぎ、小春凪こはるなぎで、ちと逆上のぼせるほどな暖かさに、下着さえかさねて重し、野暮なしまも隠されず、頬被ほおかぶりがわりの鳥打帽で
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
擦違すれちがった人は、初阪ものの顔を見て皆わらいを含む。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)