トップ
>
森林
>
しんりん
ふりがな文庫
“
森林
(
しんりん
)” の例文
(ロ)
水源
(
すいげん
)
の
涵養
(
かんよう
)
。
森林
(
しんりん
)
はかように
雨量
(
うりよう
)
を
調節
(
ちようせつ
)
することが
出來
(
でき
)
ると
同時
(
どうじ
)
に
一方
(
いつぽう
)
では
水源
(
すいげん
)
の
養
(
やしな
)
ひとなり、
河水
(
かすい
)
の
涸
(
か
)
れるのを
防
(
ふせ
)
ぎます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
よほど
深
(
ふか
)
いものと
見
(
み
)
えまして、
湛
(
たた
)
えた
水
(
みず
)
は
藍
(
あい
)
を
流
(
なが
)
したように
蒼味
(
あおみ
)
を
帯
(
お
)
び、
水面
(
すいめん
)
には
対岸
(
たいがん
)
の
鬱蒼
(
うっそう
)
たる
森林
(
しんりん
)
の
影
(
かげ
)
が、くろぐろと
映
(
うつ
)
って
居
(
い
)
ました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
今日
(
こんにち
)
ですら
日本全土
(
にほんぜんど
)
の七十パーセントは
樹木
(
じゆもく
)
を
以
(
もつ
)
て
蔽
(
おほ
)
はれてをり、
約
(
やく
)
四十五パーセントは
森林
(
しんりん
)
と
名
(
な
)
づくべきものである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
この北の地方には、スウェーデンの国にとっていちばんだいじな
森林
(
しんりん
)
や
鉱山
(
こうざん
)
がたくさんありました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、よく
私
(
わたし
)
をなぐさめてくれた。おまえの
声
(
こえ
)
をきくと、あの
南洋
(
なんよう
)
の
人間
(
にんげん
)
に
汚
(
けが
)
されない、らんの
花
(
はな
)
の
香
(
にお
)
う
森林
(
しんりん
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
すのだ。おまえは、その
強
(
つよ
)
い
翼
(
つばさ
)
で、
森林
(
しんりん
)
へ
帰
(
かえ
)
ったがいい。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
四隣
(
しりん
)
は
氣味
(
きみ
)
の
惡
(
わる
)
い
程
(
ほど
)
物靜
(
ものしづか
)
で、たゞ
車輪
(
しやりん
)
の
輾
(
きし
)
る
音
(
おと
)
と、
折
(
をり
)
ふし
寂寞
(
じやくばく
)
とした
森林
(
しんりん
)
の
中
(
なか
)
から、
啄木鳥
(
たくぽくてう
)
がコト/\と、
樹
(
き
)
の
幹
(
みき
)
を
叩
(
たゝ
)
く
音
(
おと
)
とが
際立
(
きわだ
)
つて
聽
(
きこ
)
ゆるのみであつたが、
鐵車
(
てつしや
)
は
進
(
すゝ
)
み
進
(
すゝ
)
んで
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一面の
琉球
(
りうきう
)
藺は
伐採
(
ばつさい
)
を受けざる為め
茸々
(
しやう/\
)
として沼岸に
繁茂
(
はんも
)
し、沼辺の
森林
(
しんりん
)
は
欝乎
(
うつこ
)
として水中に
映
(
えい
)
じ、
翠緑
(
すゐりよく
)
滴
(
したた
)
る如く、燧岳の中腹は一帯の
雲烟
(
うんえん
)
に
鎖
(
とざ
)
され夕陽之に
反照
(
はんせう
)
す、其景の
絶佳
(
ぜつか
)
なる
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
秋
寂
(
さ
)
びた
深林
(
しんりん
)
の
背景
(
はいけい
)
に、何と云う
好調和
(
こうちょうわ
)
であろう。彼等アイヌは
亡
(
ほろ
)
び行く
種族
(
しゅぞく
)
と
看做
(
みな
)
されて居る。然し此
森林
(
しんりん
)
に於て、彼等は
正
(
まさ
)
に
主
(
あるじ
)
である。
眼鏡
(
めがね
)
やリボンの我等は
畢竟
(
ひっきょう
)
新参
(
しんざん
)
の
侵入者
(
しんにゅうしゃ
)
に過ぎぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
潜𤍠
(
せんねつ
)
といふのは
物體
(
ぶつたい
)
が
融解
(
ゆうかい
)
したり、また
蒸發
(
じようはつ
)
するときに
要
(
よう
)
する
𤍠量
(
ねつりよう
)
です。そんなわけで
森林
(
しんりん
)
の
附近
(
ふきん
)
の
空氣
(
くうき
)
はいつも
冷
(
ひ
)
えてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
私
(
わし
)
は
昔
(
むかし
)
から
美
(
うつく
)
しいこの
山
(
やま
)
や、
森林
(
しんりん
)
や、
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
く
野原
(
のはら
)
を
愛
(
あい
)
する。いまの
人間
(
にんげん
)
はすこしの
休息
(
やすみ
)
もなく、
疲
(
つか
)
れということも
感
(
かん
)
じなかったら、またたくまにこの
地球
(
ちきゅう
)
の
上
(
うえ
)
は
砂漠
(
さばく
)
となってしまうのだ。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
神變
(
しんぺん
)
不思議
(
ふしぎ
)
なる
自動鐵車
(
じどうてつしや
)
の
構造
(
こうぞう
)
は、
今更
(
いまさら
)
管々
(
くだ/″\
)
しく
述立
(
のべた
)
てる
必要
(
ひつえう
)
もあるまい、
森林
(
しんりん
)
を
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
は、
旋廻圓鋸機
(
せんくわいえんきよき
)
と、
自動鉞
(
じどうまさかり
)
との
作用
(
さよう
)
で、
路
(
みち
)
を
切開
(
きりひら
)
き、
山
(
やま
)
を
登
(
のぼ
)
るには、
六個
(
ろくこ
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
と
揚上機
(
やうじやうき
)
、
遞進機
(
ていしんき
)
の
働
(
はたらき
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
(ハ)
精神
(
せいしん
)
の
保養
(
ほよう
)
。 しかし、ずっと
最近
(
さいきん
)
では、
森林
(
しんりん
)
の
利用
(
りよう
)
を、もっとすゝめて、
直接
(
ちよくせつ
)
に
人々
(
ひとびと
)
の
健康
(
けんこう
)
のために
應用
(
おうよう
)
することを
考
(
かんが
)
へつきました。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
深
(
ふか
)
い
森林
(
しんりん
)
を
彷徨
(
さまよ
)
っているように
頼
(
たよ
)
りなさと、
悲
(
かな
)
しさを
感
(
かん
)
じたのであります。
港に着いた黒んぼ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“森林”の意味
《名詞》
森林(しんりん)
背の高い木が広範囲にわたって生い茂っている場所。
(出典:Wiktionary)
“森林”の解説
森林(しんりん)は、広範囲にわたって樹木が密集している場所である。集団としての樹木だけでなく、そこに存在するそれ以外の生物および土壌を含めた総体を指す。
(出典:Wikipedia)
森
常用漢字
小1
部首:⽊
12画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
“森林”で始まる語句
森林帶
森林植物帶
森林太郎
森林中
森林内
森林帯
森林公園
森林山賊
森林面積