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茸々
ふりがな文庫
“茸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もじゃもじゃ
50.0%
しやう/\
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もじゃもじゃ
(逆引き)
車に
引添
(
ひっそ
)
うてまだ一人、四十許りの、四角な
面
(
かお
)
の、
茸々
(
もじゃもじゃ
)
と
髭
(
ひげ
)
の生えた、人相の悪い、
矢張
(
やっぱり
)
草鞋穿
(
わらじばき
)
の土方風の男が、古ぼけて茶だか鼠だか分らなくなった
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
脱けても知らずに口を
開
(
あ
)
いて、小さな舌を出したなりで、一向正体がない……其時忽ち
暗黒
(
くらやみ
)
から、
茸々
(
もじゃもじゃ
)
と毛の生えた、節くれ立った大きな腕がヌッと出て、正体なく寝入っている所を
無手
(
むず
)
と
引掴
(
ひッつか
)
み
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
茸々(もじゃもじゃ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しやう/\
(逆引き)
一面の
琉球
(
りうきう
)
藺は
伐採
(
ばつさい
)
を受けざる為め
茸々
(
しやう/\
)
として沼岸に
繁茂
(
はんも
)
し、沼辺の
森林
(
しんりん
)
は
欝乎
(
うつこ
)
として水中に
映
(
えい
)
じ、
翠緑
(
すゐりよく
)
滴
(
したた
)
る如く、燧岳の中腹は一帯の
雲烟
(
うんえん
)
に
鎖
(
とざ
)
され夕陽之に
反照
(
はんせう
)
す、其景の
絶佳
(
ぜつか
)
なる
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
茸々(しやう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
茸
漢検準1級
部首:⾋
9画
々
3画
“茸”で始まる語句
茸
茸狩
茸形
茸採
茸類
茸媼
茸山
茸毛
茸爺
茸生
“茸々”のふりがなが多い著者
渡辺千吉郎
二葉亭四迷