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しゅるい
ふりがな文庫
“
種類
(
しゅるい
)” の例文
都
(
みやこ
)
は、ちょうど
夏
(
なつ
)
のはじめの
季節
(
きせつ
)
でありましたから、
街
(
まち
)
の
唐物店
(
とうぶつみせ
)
には、
流行
(
りゅうこう
)
の
美
(
うつく
)
しい
日
(
ひ
)
がさが、いく
種類
(
しゅるい
)
となく
並
(
なら
)
べてありました。
日がさとちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
美しい黄の色が眼を射ると思えば、小さな店に
柚子
(
ゆず
)
が小山と積んである。何と云う
種類
(
しゅるい
)
か知らぬが、
朱欒
(
ざぼん
)
程もある大きなものだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それから、こういう門が、むかしは、あらゆる
種類
(
しゅるい
)
の
職人
(
しょくにん
)
のいっぱいいる、
仕事場
(
しごとば
)
のようなものであったことも、ちゃんと知っていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
『ここは
妖精
(
ようせい
)
の
見物
(
けんぶつ
)
には
誂向
(
あつらえむ
)
きの
場所
(
ばしょ
)
じゃ。
大
(
たい
)
ていの
種類
(
しゅるい
)
が
揃
(
そろ
)
って
居
(
い
)
るであろう。よく
気
(
き
)
をつけて
見
(
み
)
るがよい。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
すると父がまたしばらくだまっていたがとにかくもいちど
相談
(
そうだん
)
するからと云ってあとはいろいろ
稲
(
いね
)
の
種類
(
しゅるい
)
のことだのふだんきかないようなことまでぼくにきいた。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
時とすると、
歌
(
うた
)
もうたってくれた。
悲
(
かな
)
しい
節
(
ふし
)
の時も楽しい節の時もあったが、しかしいつも
同
(
おな
)
じような
種類
(
しゅるい
)
のものだった。そしてクリストフはいつも同じ
切
(
せつ
)
なさを
感
(
かん
)
じた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
いろいろ
種類
(
しゅるい
)
のちがう
香具師
(
やし
)
や、
音楽師
(
おんがくし
)
や、屋台店が二、三日まえから出ていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そのなかの一トンを、国じゅうの
金細工師
(
きんざいくし
)
においいつけになって、いろいろなうつわや、
道具
(
どうぐ
)
や、またありとあらゆる
種類
(
しゅるい
)
の鳥や、けものや、めずらしい動物のかたちにこしらえるようになさいませ。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
工場
(
こうじょう
)
でやるメッキは、どんな
種類
(
しゅるい
)
のものですか」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
「
一体
(
いったい
)
君
(
きみ
)
はどういう
種類
(
しゅるい
)
の
鴨
(
かも
)
なのかね。」
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
この
少年
(
しょうねん
)
のうそというのは、たいていこうした
罪
(
つみ
)
のない、ちょっとみんなをおもしろがらせようとする
種類
(
しゅるい
)
のものでした。
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どんな
種類
(
しゅるい
)
の
鳥
(
とり
)
かしらと、
或
(
あ
)
る
時
(
とき
)
念
(
ねん
)
の
為
(
た
)
めにお
爺
(
じい
)
さんに
伺
(
うかが
)
って
見
(
み
)
ましたら、それはこちらの
世界
(
せかい
)
でもよほど
珍
(
めず
)
らしい
鳥
(
とり
)
で、
現界
(
げんかい
)
には
全然
(
ぜんぜん
)
棲
(
す
)
んでいないと
申
(
もう
)
すことでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
見ると、そこには鳥の
巣
(
す
)
がいっぱいありました。その下の青い海では、いろんな
種類
(
しゅるい
)
のカモメやカモやウミガラスやウミスズメなどが、さかんに小さなニシンをとっていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
いや、それよりもわたしの
欲
(
ほ
)
しいと思う
種類
(
しゅるい
)
の雌牛の値段を知ることであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そしてやっぱり球根を見ていられたがそこから大きなのを三つばかり
取
(
と
)
って僕に
呉
(
く
)
れた。僕がもじもじしているとこれは新らしい
高価
(
たか
)
い
種類
(
しゅるい
)
だよ。
君
(
きみ
)
にだけやるから来春
植
(
う
)
えてみたまえと云った。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「それだから、
美
(
うつく
)
しい
実
(
み
)
のなるのも、
木
(
き
)
には、
深
(
ふか
)
い
意味
(
いみ
)
があるので、
自分
(
じぶん
)
の
種類
(
しゅるい
)
を
保存
(
ほぞん
)
することになるのです。」
赤い実
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まだまだ
細
(
こま
)
かく
申
(
もう
)
したら
際限
(
さいげん
)
もありませぬが、
参拝者
(
さんぱいしゃ
)
の
種類
(
しゅるい
)
はざっと
以上
(
いじょう
)
のようなところでございましょう、これから
二
(
ふた
)
つ
三
(
みつ
)
つ
私
(
わたくし
)
の
手
(
て
)
にかけた
実例
(
じつれい
)
をお
話
(
はなし
)
して
見
(
み
)
ることに
致
(
いた
)
しますが
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
貝
(
かい
)
の
種類
(
しゅるい
)
のいたって
少
(
すく
)
ない
北海
(
ほっかい
)
には、こんな
貝
(
かい
)
がらは、
珍
(
めずら
)
しいものかしれないけれど、
波
(
なみ
)
の
穏
(
おだ
)
やかな
南
(
みなみ
)
の
海岸
(
かいがん
)
には、もっときれいな
貝
(
かい
)
がらが
少
(
すく
)
なくなかったのでした。
北の少女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正吉
(
しょうきち
)
と
高橋
(
たかはし
)
は、
同
(
おな
)
じ
種類
(
しゅるい
)
の
学校
(
がっこう
)
でありましたので、
平常
(
へいじょう
)
も
往来
(
おうらい
)
をして、
自分
(
じぶん
)
たちの
希望
(
きぼう
)
を
物語
(
ものがた
)
ったり、
身
(
み
)
のまわりにあったことなどを
打
(
う
)
ち
解
(
と
)
けて、
話
(
はな
)
し
合
(
あ
)
ったのでした。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふるさとに
帰
(
かえ
)
ると、すっかり
春
(
はる
)
になっていて、
清
(
きよ
)
らかな、
香
(
かお
)
りの
高
(
たか
)
い、
花
(
はな
)
が、
南
(
みなみ
)
の
国
(
くに
)
ほど、
種類
(
しゅるい
)
はたくさんなかったけれど、
山
(
やま
)
や、
林
(
はやし
)
に、
咲
(
さ
)
いて、
谷川
(
たにがわ
)
の
水
(
みず
)
が、
朗
(
ほが
)
らかにささやいていました。
ふるさと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ポインターのかわりですね。」と、おじさんは、
白
(
しろ
)
い
犬
(
いぬ
)
の
頭
(
あたま
)
をなでました。
犬
(
いぬ
)
は、おとなしくしていました。おじさんは、よく
犬
(
いぬ
)
の
種類
(
しゅるい
)
を
知
(
し
)
っています。また、どの
犬
(
いぬ
)
もかわいがりました。
赤土へくる子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
デパートにもその
陳列会
(
ちんれつかい
)
があれば、ときに
公園
(
こうえん
)
にも
開
(
ひら
)
かれるというふうで、
私
(
わたし
)
は、いろいろの
機会
(
きかい
)
に
出
(
で
)
かけていって、らんを
見
(
み
)
ることを
得
(
え
)
ましたが、その
種類
(
しゅるい
)
の
多
(
おお
)
いのにもまた
驚
(
おどろ
)
かされたのです。
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“種類”で始まる語句
種類別