腹に子ができてから、女は楽しそうに小さい襯衣やおむつを縫いはじめた。それを幾枚も畳んでは、一枚でも殖えるのを喜んだ。
またきのう自分が学校で赤い羅紗のマークをつけて上げた兄のボールの襯衣をもう一度着て見せて貰いたかった。けれども彼女は動くことが恐ろしく不安だった。
“襯衣”の意味
“襯衣(シャツ)”の解説
シャツ(en: shirt、襯衣(しんい))とは、上半身の体幹部に着用する衣服の一種であり、肌着(襯)として着用するもの(例:Tシャツ)と、肌着の上に着用する中衣又は上着として使用するものがある。英語のshirtの語源は、古ゲルマン語のskurtaz(短く切る)である。丈が腰あたりまでしかない短めの衣類がこのように呼ばれており、skurtaz→scyrte(古英語)→shirte(中英語)→shirtと変化した。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)