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引覆
ふりがな文庫
“引覆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひつくらか
50.0%
ひっくりかえ
25.0%
ぶつけえ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひつくらか
(逆引き)
噫、病院の窓! 梅野とモ一人の看護婦が、寢衣に着換へて薄紅色の
扱帶
(
しごき
)
をした所で、足下には燃える樣な赤い裏を
引覆
(
ひつくらか
)
へした、まだ身の温りのありさうな衣服! そして、白い脛が! 白い脛!
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
引覆(ひつくらか)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひっくりかえ
(逆引き)
貴下様
(
あなたさま
)
、もうこれ布子から
単衣
(
ひとえもの
)
と飛びまする処を、
今日
(
こんにち
)
あたりはどういたして、また
襯衣
(
しゃつ
)
に
股引
(
ももひき
)
などを貴下様、下女の宿下り見まするように、
古葛籠
(
ふるつづら
)
を
引覆
(
ひっくりかえ
)
しますような事でござりまして
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引覆(ひっくりかえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶつけえ
(逆引き)
引
(
ひ
)
き
懸
(
か
)
けた
処
(
ところ
)
でがんしよ……
鮒
(
ふな
)
一尾
(
いつぴき
)
入
(
はい
)
つた
手応
(
てごたへ
)
もねえで、
水
(
みづ
)
はざんざと
引覆
(
ぶつけえ
)
るだもの。
人間
(
にんげん
)
の
突入
(
つゝぺえ
)
つた
重
(
おも
)
さはねえだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
引覆(ぶつけえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
検索の候補
引転覆
“引覆”のふりがなが多い著者
石川啄木
泉鏡太郎
泉鏡花