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『咲いてゆく花』
ふりがな文庫
『
咲いてゆく花
(
さいてゆくはな
)
』
少女は、横になって隅の方に——、殆ど後から見た時にはランプの影になって、闇がどうしてもその本の表を見せまいと思われる所で、一心になって小説をよみふけっていた。 明日からつゞく夏休の安らかさと、大きな自由との為めに、少女はいま心一っぱいに、小 …
著者
素木しづ
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鮮
(
あた
)
閉込
(
とじこも
)
憧憬
(
しょうけい
)
身軽
(
みが
)
羞
(
はずか
)
夏休
(
なつやすみ
)
襯衣
(
しゃつ
)
忽
(
たちまち
)
活花
(
いけばな
)
遣瀬
(
やるせ
)
身体
(
からだ
)
記
(
しる
)
狂人
(
きちがい
)
物倦
(
ものう
)
焔
(
ほのお
)
浴衣
(
ゆかた
)
下髪
(
さげ
)
此方
(
こちら
)
御互
(
おたがい
)
彼方
(
かなた
)
家
(
うち
)
夕
(
ゆうべ
)
呼吸
(
いき
)
北国
(
ほっこく
)
今朝
(
けさ
)