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物倦
ふりがな文庫
“物倦”の読み方と例文
読み方
割合
ものう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものう
(逆引き)
私は
物倦
(
ものう
)
げに立ち上って、部屋の外の、扉の横にあるスウィッチを、半開きにした扉から手をのばして、パチリとひねった。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
そう促して、共に箸を手にしたのであったが、青年は至って
物倦
(
ものう
)
げな様子で、その貴族的な顔に疲れの色を浮べ、ほとんど食わないと云っていい位少食だった。
自殺を買う話
(新字新仮名)
/
橋本五郎
(著)
阿賀妻はそのままの
恰好
(
かっこう
)
でうすく
瞼
(
まぶた
)
をあけたが、すぐにまた、いかにも
物倦
(
ものう
)
げにしわりとそれを閉じた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
物倦(ものう)の例文をもっと
(5作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
倦
漢検準1級
部首:⼈
10画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
物騒
物置
物音
物思
“物倦”のふりがなが多い著者
本庄陸男
橋本五郎
高見順
久米正雄
素木しづ