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売溜
ふりがな文庫
“売溜”の読み方と例文
旧字:
賣溜
読み方
割合
うりだめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うりだめ
(逆引き)
そこで、
売溜
(
うりだめ
)
金の紛失して居た関係上、単なる強盗の所為であろうと見込みをつけて捜索に従事したのですけれど、やはり、徒労に終ったのでした。
新案探偵法
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
納戸へ
通口
(
かよいぐち
)
らしい、
浅間
(
あさま
)
な柱に、
肌襦袢
(
はだじゅばん
)
ばかりを着た、
胡麻塩頭
(
ごましおあたま
)
の亭主が、
売溜
(
うりだめ
)
の銭箱の
蓋
(
ふた
)
を
圧
(
おさ
)
えざまに、仰向けに
凭
(
もた
)
れて、あんぐりと口を開けた。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
売溜
(
うりだめ
)
の十一円なにがしの金は、三百四十円ばかりの貯金の通帳と
一所
(
いっしょ
)
に、手提金庫の中にチャンと在ったのだから、それを目的の仕事とは思えない。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
売溜(うりだめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
“売”で始まる語句
売
売女
売卜者
売卜
売僧
売買
売捌
売出
売国奴
売淫
“売溜”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
宮地嘉六
徳冨蘆花
小酒井不木
泉鏡花
夢野久作