せい)” の例文
すると、せいペテロははらをたてて、わたしだって、神さまとおなじように、りっぱな土地をつくることができます、と、言ったんだ。
神さまはせいペテロさまに、足台はどこへいったのかと、おたずねになりました。しかし、もちろん、聖ペテロさまは知りません。
伯夷量何ぞせまきというに至っては、古賢の言にると雖も、せいせいなる者に対して、忌憚きたん無きもまたはなはだしというべし。擬古ぎこの詩の一に曰く
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
もしそのひかりの中でならば、人のおごりからあやしい雲ときのぼる、ちりの中のただ一抹いちまつも、かみの子のほめたもうた、せいなる百合ゆりおとるものではありません
めくらぶどうと虹 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ふたゝびあんずるに、孔子のせいなるもそのれいいける時よりも照然せうぜんとして、そのはか十里荊棘けいきよくを生ぜず、鳥もをむすばず。関羽くわんうけんなるもしては神となりていのるおうず。
なつはじめのよひのことでした。築地つきぢせいルカ病院びやうゐんにK先生せんせいのおじやうさんをみまひました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
いんきんだむしの附着くつゝいてる箱は川原崎かはらさきごんらういたてえ……えゝすべつてころんだので忘れちまつた、醋吸すすひの三せい格子かうし障子しやうじに……すだれアハヽヽヽ、おいうした、しつかりしねえ。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
せい Francisフランシス Xavierザビエー の墓ときふりて此処ここにしづまる雪降らぬくに
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
これがチベットで有名な長石で、大きな広庭のある所に着いた。ここまでは馬に乗って来たのですが、さてここにチベットで最もせいとせられ最も崇拝せられるところの釈迦牟尼仏しゃかむにぶつの大堂がある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
すると童子の群が天使のような声で唱和する、『せいなるしゅよ。』……
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
せいなる贖罪の少女達の手で授けて下さった、あの薔薇の花が
せいマリヤ君にまめなるはしただんかいえむ日も夢みにし
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
そは永久とこしへせいなる自然、なれ此世このよに呼びたればなり。
(旧字旧仮名) / アダ・ネグリ(著)
われも亦せいなるうたげつらなりて、わが歡樂は飮みほしぬ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
そしてそれが極度にせいであった。私は眼を瞑った。
生と死との記録 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
せいなるちからには
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
いいかい、かみさまが世界をおつくりになっていた時のことだぜ。神さまが、その仕事をなさっているところへ、せいペテロが通りかかったんだ。
ふたゝびあんずるに、孔子のせいなるもそのれいいける時よりも照然せうぜんとして、そのはか十里荊棘けいきよくを生ぜず、鳥もをむすばず。関羽くわんうけんなるもしては神となりていのるおうず。
せいペテロさまは、仕立屋したてやさんをもとのように、天国の門のそとにつれていかなければなりませんでした。
だまつて人のふことを聞け、醋吸すすひの三せい結構けつこうでございます、なれども御祝儀ごしゆうぎの席には向きませんかとぞんじます、孔子こうし老子らうし釈迦しやかぶつだからおいはひの席にはけられませんと
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
たねせいなり。これすべてなり、力なり、光なり、愛なり。
(旧字旧仮名) / アダ・ネグリ(著)
せいアンドレアスの晩に、わたしの御亭主になる人を
せいなるつちの安らけき兒等こらの姿を見よやとて
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
下 恋恋恋れんれんれんこい金剛不壊こんごうふえなるがせい
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
せいペテロさまはかわいそうになって、仕立屋したてやさんのために、門をほんのすこしあけてやりました。仕立屋さんは、そのすきまから、やせほそったからだをすべりこませました。
まづ此方こちらへと、鑑定めきゝをしてもらつもりで、自慢じまん掛物かけもの松花堂しやうくわだう醋吸すすひせいを見せるだらう、掛物かけものだ、箱書はこがき小堀こぼりごんらうで、仕立したてたしかつたよ、天地てんち唐物緞子からものどんすなか白茶地しらちやぢ古金襴こきんらんで。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
せいなるうゑ正法しやうぼふながくつゞける殺生業せつしやうごふ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
せいなる愛の御庫みくらを畏み守れり。