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斷
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ことは
ふりがな文庫
“
斷
(
ことは
)” の例文
新字:
断
我
(
お
)
れが
饀
(
あん
)
この
種
(
たね
)
なしに
成
(
な
)
つて
最
(
も
)
う
今
(
いま
)
からは
何
(
なに
)
を
賣
(
う
)
らう、
直樣
(
すぐさま
)
煮
(
に
)
かけては
置
(
お
)
いたけれど
中途
(
なかたび
)
お
客
(
きやく
)
は
斷
(
ことは
)
れない、
何
(
ど
)
うしような、と
相談
(
そうだん
)
を
懸
(
か
)
けられて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
俺
(
おれ
)
の方が
怜悧
(
れいり
)
になると、お前は涙といふ武器で俺を苦しめるんだからな。
雖然
(
けれども
)
近
(
ちか
)
、
斷
(
ことは
)
ツて置くが、
陰欝
(
いんうつ
)
なのは俺の性分で、
書
(
しよ
)
を讀むのと考へるのが俺の生命だ。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
『
私
(
わたし
)
は
致
(
いた
)
しません』と
猫
(
ねこ
)
がお
斷
(
ことは
)
り
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
少
(
すこ
)
し
休
(
やす
)
んで
其後
(
そののち
)
は
知
(
し
)
らず、
今
(
いま
)
は
御免
(
ごめん
)
なさりませと
斷
(
ことは
)
りを
言
(
い
)
ふてやるに、
夫
(
そ
)
れで
宜
(
い
)
いのか、
怒
(
おこ
)
りはしないか、やかましくなれば
面倒
(
めんだう
)
であらうと
結城
(
ゆふき
)
が
心
(
こゝろ
)
づけるを
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
支度
(
したく
)
とても
唯今
(
たゞいま
)
の
有樣
(
ありさま
)
で
御座
(
ござ
)
いますからとて
幾度
(
いくたび
)
斷
(
ことは
)
つたか
知
(
し
)
れはせぬけれど、
何
(
なに
)
も
舅
(
しうと
)
姑
(
しうとめ
)
のやかましいが
有
(
あ
)
るでは
無
(
な
)
し、
我
(
わし
)
が
欲
(
ほ
)
しくて
我
(
わし
)
が
貰
(
もら
)
ふに
身分
(
みぶん
)
も
何
(
なに
)
も
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
はない
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
昨日
(
きのふ
)
も
此近傍
(
このあたり
)
の
噂
(
うはさ
)
を
聞
(
き
)
けば
松島
(
まつしま
)
さまは
世間
(
せけん
)
で
評判
(
ひようばん
)
の
方
(
かた
)
、
奧
(
おく
)
さま
持
(
も
)
たうなら
撰
(
よ
)
り
取
(
ど
)
り
見
(
み
)
どりに
山
(
やま
)
ほどなれど
何方
(
どれ
)
もお
斷
(
ことは
)
りで
此方
(
こなた
)
へのお
出
(
いで
)
は
孃樣
(
ぢようさま
)
の
上
(
うへ
)
にばかり
日
(
ひ
)
の
照
(
て
)
りが
違
(
ちが
)
うか
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
これが
荷物
(
にもつ
)
に
成
(
な
)
るもあり、
御懇命
(
ごこんめい
)
うけまするお
出入
(
でいり
)
の
人々
(
ひと/″\
)
お
手傳
(
てつだひ
)
お
手傳
(
てつだ
)
ひとて
五月蠅
(
うるさ
)
きを
半
(
なかば
)
は
斷
(
ことは
)
りて
集
(
あつ
)
まりし
人
(
ひと
)
だけに
瓶
(
かめ
)
のぞきの
手
(
て
)
ぬぐひ、それ、と
切
(
き
)
つて
分
(
わ
)
け
給
(
たま
)
へば、一
同
(
どう
)
手
(
て
)
に
手
(
て
)
に
打冠
(
うちかぶ
)
り
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
今夜
(
こんや
)
はお
客
(
きやく
)
が
大變
(
たいへん
)
に
醉
(
ゑ
)
ひましたからお
目
(
め
)
にかゝつたとてお
話
(
はな
)
しも
出來
(
でき
)
ませぬと
斷
(
ことは
)
つておくれ、あゝ
困
(
こま
)
つた
人
(
ひと
)
だねと
眉
(
まゆ
)
を
寄
(
よ
)
せるに、お
前
(
まへ
)
それでも
宜
(
い
)
いのかへ、はあ
宜
(
い
)
いのさとて
膝
(
ひざ
)
の
上
(
うへ
)
で
撥
(
ばち
)
を
弄
(
もてあそ
)
べば
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
雪三
(
せつざう
)
斷然
(
だんぜん
)
お
斷
(
ことは
)
り申す
御歸邸
(
ごきてい
)
のうへ
御前体
(
ごぜんてい
)
よろしく
仰
(
おほ
)
せ
上
(
あ
)
げられたしといひ
放
(
はな
)
てば、
然
(
さ
)
る
仰
(
おぼ
)
せあらんとは
存
(
ぞん
)
ぜしなり、
然
(
しか
)
らば
聟君
(
むこぎみ
)
としては
迎
(
むか
)
へさせ
給
(
たま
)
はずやといふ、
否
(
いな
)
とよ
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
に
御身分柄
(
ごみぶんがら
)
つり
合
(
あ
)
はず
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
斷
部首:⽄
18画
“斷”を含む語句
斷念
斷崖
斷然
斷片
寸斷
斷々
斷言
獨斷
斷乎
間斷
斷續
斷間
斷絶
斷割
斷水
斷髮
縱斷
引斷
横斷
裁斷
...