トップ
>
撃
>
うち
ふりがな文庫
“
撃
(
うち
)” の例文
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に、狐
髑髏
(
どくろ
)
を
戴
(
いたゞ
)
き
北斗
(
ほくと
)
を
拝
(
はい
)
し尾を
撃
(
うち
)
て火を出すといへり。かの国はともあれ我がまさしく見しはしからず、そは
下
(
しも
)
にいふべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
幕府大筒役として千石を
食
(
は
)
む井上
外記正継
(
げきまさつぐ
)
は、同役
稲富喜太夫直堅
(
いなどめきだゆうなおかた
)
(六百五十石)と、五貫目玉五十丁
撃
(
うち
)
の事から争いを構え
江戸の火術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
のらくらものの
隙稼
(
ひまかせ
)
ぎに鑑札だけは受けているのが、いよいよ獲ものに
困
(
こう
)
ずると、極めて内証に、森の白鷺を盗み
撃
(
うち
)
する。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
只今は
然
(
そ
)
ういうお
身形
(
みなり
)
だが、
前々
(
まえ/\
)
は
然
(
しか
)
るべきお身の上のお方と存じます、左もなくて腕がなければ中々又市を一
撃
(
うち
)
にお打ちなさる事は出来ぬ事でな
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遊撃隊は三十五ノットの快速力で走りながら、腕におぼえの砲術で、胸がすくようなねらい
撃
(
うち
)
をやった。
昭和遊撃隊
(新字新仮名)
/
平田晋策
(著)
▼ もっと見る
父が
流行
(
はやり
)
の長い刀をぶっこんでいた時分、
明渡
(
あけわた
)
された江戸城の守備についていた時、苑内
紅葉山
(
もみじやま
)
に配置してある鹿の置物を
狙
(
ねら
)
い
撃
(
うち
)
にしたものもあるとかいうほどだから
旧聞日本橋:17 牢屋の原
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
所が、
黒江
(
くろえ
)
の辻まで来ると、運わるく、町見廻りの旦那衆にぶつかってしまったので、前と
後
(
うしろ
)
の両方から
挾
(
はさ
)
み
撃
(
うち
)
を食って、さしもの和尚鉄も
縛
(
くく
)
り上げられてしまったわけでさ
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主檣
(
メーンマスト
)
に群がる軍艦鳥を両手でパンパンと
狙
(
ねら
)
い
撃
(
うち
)
にして「アハハハハ」と高笑いしながら
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ロミオ 二
度
(
ど
)
と
問
(
と
)
はれいでも
話
(
はな
)
しませう。
仇敵
(
かたき
)
の
家
(
いへ
)
で
酒宴
(
しゅえん
)
の
最中
(
さいちゅう
)
、だまし
撃
(
うち
)
に
予
(
わし
)
に
創
(
きず
)
を
負
(
お
)
はした
者
(
もの
)
があったを、
此方
(
こち
)
からも
手
(
て
)
を
負
(
お
)
はした。
二人
(
ふたり
)
の
受
(
う
)
けた
創
(
きず
)
は
貴僧
(
こなた
)
の
藥力
(
やくりき
)
を
借
(
か
)
れば
治
(
なほ
)
る。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
何の用意もなくおいしよ、よし来たと身がるに敷居を飛こゆる時、この二タ
股
(
また
)
野郎
(
やらう
)
覚悟をしろ、横町の
面
(
つら
)
よごしめ
唯
(
ただ
)
は置かぬ、誰れだと思ふ長吉だ
生
(
なま
)
ふざけた真似をして後悔するなと
頬骨
(
ほうぼね
)
一
撃
(
うち
)
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
乱打
(
つづけうち
)
に
撃
(
うち
)
ければ
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ウロウロして居る奴があるから、二人で
挾
(
はさ
)
み
撃
(
うち
)
にすると、こいつは飛んだ強い奴で、思ひの外骨を折らせました。繩を
銭形平次捕物控:079 十七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
禪師
(
ぜんじ
)
見給
(
みたま
)
ひて、やがて
禪杖
(
ぜんぢやう
)
を
拿
(
とり
)
なほし、
作麽生
(
そもさん
)
何所爲
(
なんのしよゐ
)
ぞと
一喝
(
いつかつ
)
して、
他
(
かれ
)
が
頭
(
かうべ
)
を
撃
(
うち
)
たまへば、たちまち
氷
(
こほり
)
の
朝日
(
あさひ
)
に
逢
(
あ
)
ふが
如
(
ごと
)
く
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せて、かの
青頭巾
(
あをづきん
)
と
骨
(
ほね
)
のみぞ
草葉
(
くさば
)
にとゞまりける。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
決して正眼だの中段などという事はない、唯双方相上段に振上げて斬ろう/\と云う心で
隙
(
すき
)
を
覘
(
うかゞ
)
う、水司又市も
眼
(
まなこ
)
は血走って、此の
小娘
(
こあま
)
只一
撃
(
うち
)
と思いましたが、一心
凝
(
こ
)
った孝女の
太刀筋
(
たちすじ
)
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼女
(
あれ
)
が別れに名殘の一
撃
(
うち
)
、いたさ身にしみて思ひ出すほど嬉しく、うす氣味わるやにたにたの笑ひ顏、坂本へ出ては用心し給へ千住がへりの青物車にお足元あぶなし、三嶋樣の角までは氣違ひ街道
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
打
(
うち
)
に
撃
(
うち
)
ければ
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「飛んでもない。松の木に這ひ上がつて、部屋の中で酒を飮んで居る主人を、鐵砲で狙ひ
撃
(
うち
)
にするなんて、そんな大膽なことが、あの成太郎といふ人に出來るものですか」
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私が居る……この朝だけ、その鷭
撃
(
うち
)
を
留
(
や
)
めさしてはもらえないだろうか。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
誰
(
だれ
)
だと
思
(
おも
)
ふ
長吉
(
ちようきち
)
だ
生
(
なま
)
ふざけた
眞似
(
まね
)
をして
後悔
(
こうくわい
)
するなと
頬骨
(
ほうぼね
)
一
撃
(
うち
)
、あつと
魂消
(
たまげ
)
て
逃入
(
にげい
)
る
襟
(
ゑり
)
がみを、つかんで
引出
(
ひきだ
)
す
横町
(
よこてう
)
の一むれ、それ三五
郎
(
らう
)
をたゝき
殺
(
ころ
)
せ、
正太
(
しようた
)
を
引出
(
ひきだ
)
してやつて
仕舞
(
しま
)
へ、
弱虫
(
よはむし
)
にげるな
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
走
(
はし
)
れ
飛
(
と
)
ばせの
夕
(
ゆふ
)
べに
引
(
ひき
)
かへて、
明
(
あ
)
けの
別
(
わか
)
れに
夢
(
ゆめ
)
をのせ
行
(
ゆ
)
く
車
(
くるま
)
の
淋
(
さび
)
しさよ、
帽子
(
ぼうし
)
まぶかに
人目
(
ひとめ
)
を
厭
(
いと
)
ふ
方樣
(
かたさま
)
もあり、
手拭
(
てぬぐひ
)
とつて
頬
(
ほう
)
かぶり、
彼女
(
あれ
)
が
別
(
わか
)
れに
名殘
(
なごり
)
の一
撃
(
うち
)
、いたさ
身
(
み
)
にしみて
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
すほど
嬉
(
うれ
)
しく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“撃”の解説
撃(げき)とは自衛隊で販売している菓子等の名称。自衛隊限定販売。饅頭、煎餅、カレーといった種類が確認されている。
(出典:Wikipedia)
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“撃”を含む語句
衝撃
襲撃
攻撃
打撃
射撃
一撃
挟撃
撃剣
羽撃
追撃
撃鉄
突撃隊
逆撃
狙撃
駁撃
目撃
突撃
不意撃
挾撃
撃墜
...