“主檣”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
メインマスト | 60.0% |
メーンマスト | 40.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばに村井の陸さんが煙草をすいながら見ている。なんだか知らないけど、ネルソン時代の大戦艦の主檣くらいもあるびっくりするような高い柱なんだ。
コンナ会話を主檣の蔭で聞いた俺は、何ともいえない腐った気持になって、霧の中を機関室へ降りて行った。
こうして数カ月の間あちこちと吹き廻わされ、寒さと食糧の欠乏と病死とに悩まされ続けたが、遂に五日つづきの暴風で船首上甲板と主檣とをとられ、止むを得ずモルッカ諸島へ引返して来た。