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余等
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よら
ふりがな文庫
“
余等
(
よら
)” の例文
といふのが、
幻花子
(
げんくわし
)
が、
小魔石斧
(
せうませきふ
)
や、
完全
(
くわんぜん
)
に
近
(
ちか
)
い
土器
(
どき
)
などを
掘
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
したので、
余等
(
よら
)
の
發掘熱
(
はつくつねつ
)
がそろ/\
高度
(
かうど
)
に
達
(
たつ
)
しかけたからである。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
お前の妻ノブ子の行為は
疾
(
と
)
くに察知していたところであるが、
余等
(
よら
)
は逆に彼女の手を利用し、虚偽の暗号電報を彼女に盗読せしめて
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
余は何事なるや知らざれど
茲
(
こゝ
)
にて目科と共に馬車を
降
(
くだ
)
り群集を
推分
(
おしわけ
)
て館の戸口に進まんとするに巡査の一人強く
余等
(
よら
)
を
遮
(
さえぎ
)
りて
引退
(
ひきしりぞ
)
かしめんとす
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
余等
(
よら
)
は額の汗を
拭
(
ぬぐ
)
うて、嫩草山の頂から大和の国の国見をすべく眼を
放
(
はな
)
った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
お前が、それを認めようが認めまいが、
余等
(
よら
)
のやることに、くるいはない
人造人間の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
此後
(
こののち
)
、
杉村氏
(
すぎむらし
)
は、
東京朝日
(
とうきやうあさひ
)
の
世界
(
せかい
)
一
周
(
しう
)
會員
(
くわいゐん
)
と
共
(
とも
)
に、
米國
(
べいこく
)
に
渡
(
わた
)
り、ボストンにて
圖
(
はか
)
らずモールス
氏
(
し
)
に
面會
(
めんくわい
)
し、
余等
(
よら
)
と
共
(
とも
)
に
大森貝塚發掘
(
おほもりかひづかはつくつ
)
の
事
(
こと
)
を
語
(
かた
)
り
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
藻西の店は
余等
(
よら
)
が立てる所より僅か離れしのみにして店先の
硝子
(
がらす
)
に書きたる「模造品店、藻西太郎」の金文字も古びて
稍
(
や
)
や黒くなれり目科は余を
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
入物
(
いれもの
)
は
其方
(
そつち
)
のですが、
其
(
その
)
つまらん
中身
(
なかみ
)
は
持參
(
ぢさん
)
ですと
言
(
い
)
ひたい
處
(
ところ
)
を、ぐツと
我慢
(
がまん
)
して、
余等
(
よら
)
は
初對面
(
しよたいめい
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
をした。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
斯
(
かく
)
て長き間走りし末、馬車は
終
(
つい
)
に警察本署に達し其門前にて
余等
(
よら
)
二人を
卸
(
おろ
)
したり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
最初
(
さいしよ
)
に
余等
(
よら
)
が
發掘
(
はつくつ
)
した
方面
(
はうめん
)
に
當
(
あた
)
つて、
人
(
ひと
)
の
數
(
すう
)
、
男女
(
だんぢよ
)
を
合
(
がつ
)
して十二三
人
(
にん
)
。
大發掘
(
だいはつくつ
)
をつゞけて
居
(
ゐ
)
るのを
發見
(
はつけん
)
した。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
既發見
(
きはつけん
)
の
遺物
(
いぶつ
)
だけ
外
(
そと
)
に
持出
(
もちだ
)
し、
跡
(
あと
)
は
明日
(
あす
)
まで
封鎖
(
ふうさ
)
するが
好
(
よ
)
からうと、一
决
(
けつ
)
し、
各新聞記者
(
かくしんぶんきしや
)
及
(
およ
)
び
少數
(
せうすう
)
の
人
(
ひと
)
に
窟内
(
くつない
)
を一
見
(
けん
)
さした
後
(
のち
)
、
余等
(
よら
)
五
人
(
にん
)
は
穴
(
あな
)
から
出
(
で
)
る
事
(
こと
)
にした。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
水谷氏
(
みづたにし
)
も、
余等
(
よら
)
も、
彌生式
(
やよひしき
)
に
就
(
つい
)
ては、
意見
(
いけん
)
を
發表
(
はつぺう
)
せず、
又
(
また
)
別
(
べつ
)
に
有
(
いう
)
して
居
(
を
)
らなかつた
時代
(
じだい
)
である。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
纔
(
わづ
)
かに五六
年
(
ねん
)
で
地上
(
ちじやう
)
は
此變化
(
このへんくわ
)
である。
地中
(
ちちう
)
の
秘密
(
ひみつ
)
はそれでも、三千
餘年
(
よねん
)
の
間
(
あひだ
)
保
(
たも
)
たれたと
思
(
おも
)
ふと、これを
攪亂
(
くわんらん
)
した
余等
(
よら
)
は、
確
(
たし
)
かに
罪惡
(
ざいあく
)
であると
考
(
かんが
)
へずには
居
(
ゐ
)
られぬのである。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
やがて
其秋
(
そのあき
)
には、
殘
(
のこ
)
らず
貝塚
(
かいづか
)
は
開
(
ひら
)
かれて、
畑
(
はたけ
)
と
成
(
な
)
つて
了
(
しま
)
つたが、それでも
余等
(
よら
)
は
未練
(
みれい
)
に
引
(
ひ
)
かされて、
表面採集
(
ひやうめんさいしふ
)
に
時々
(
とき/″\
)
立寄
(
たちよ
)
るが、
其後
(
そののち
)
とても、
土偶
(
どぐう
)
を
得
(
え
)
、
磨石斧
(
ませきふ
)
を
得
(
え
)
、三十七
年
(
ねん
)
の九
月
(
ぐわつ
)
には
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
余
(
よ
)
と
望生
(
ぼうせい
)
とは
徒歩
(
とほ
)
である。
幻花
(
げんくわ
)
佛骨
(
ぶつこつ
)
二
子
(
し
)
は
自轉車
(
じてんしや
)
である。
自轉車
(
じてんしや
)
の二
子
(
し
)
よりも、
徒歩
(
とほ
)
の
余等
(
よら
)
の
方
(
はう
)
が
先
(
さ
)
きへ
雪
(
ゆき
)
ヶ
谷
(
や
)
へ
着
(
つ
)
いたなどは
滑稽
(
こつけい
)
である。
如何
(
いか
)
に二
子
(
し
)
がよたくり
廻
(
まは
)
つたかを
想像
(
さうぞう
)
するに
足
(
た
)
る。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
『
當
(
あた
)
つたぞ/\』と
山頂
(
さんてう
)
は
大歡呼
(
だいくわんこ
)
である。
余等
(
よら
)
は
夢中
(
むちう
)
に
成
(
な
)
つて、
驅上
(
かけあが
)
つて
見
(
み
)
ると、
出
(
で
)
たのは
出
(
で
)
たが、
古墳
(
こふん
)
には
無關係物
(
むくわんけいぶつ
)
で、
石器時代
(
せきゝじだい
)
の
遺物
(
ゐぶつ
)
たる、
石棒頭部
(
せきぼうとうぶ
)
(
緑泥片岩
(
りよくでいへんがん
)
)
源平時代
(
げんぺいじだい
)
の五
輪塔
(
りんとう
)
の
頭部
(
とうぶ
)
。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
望生
(
ぼうせい
)
は
余等
(
よら
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
て、
大
(
おほ
)
いに
氣
(
き
)
を
強
(
つよ
)
くしたか。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目