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人氣
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にんき
ふりがな文庫
“
人氣
(
にんき
)” の例文
新字:
人気
主墳
(
しゆふん
)
では
有
(
あ
)
るまいが、
人氣
(
にんき
)
の
緩
(
ゆる
)
んで
居
(
ゐ
)
る
折柄
(
をりがら
)
とて、
學者
(
がくしや
)
も、
記者
(
きしや
)
も、
高等野次馬
(
かうとうやじうま
)
も、
警官
(
けいくわん
)
も、
悉
(
こと/″\
)
く
此所
(
こゝ
)
へ
集
(
あつ
)
まつて、
作業
(
さくげふ
)
の
邪魔
(
じやま
)
となる
事
(
こと
)
夥多
(
おびたゞ
)
しい。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「すゞめ
三羽
(
さんば
)
に
鳩
(
はと
)
一羽
(
いちは
)
といつてね。」と
丁
(
ちやん
)
と
格言
(
かくげん
)
まで
出來
(
でき
)
て
居
(
ゐ
)
た。それから
思
(
おも
)
ふと、みゝづくを
以
(
もつ
)
て、
忽
(
たちま
)
ち
食料問題
(
しよくれうもんだい
)
にする
土地
(
とち
)
は
人氣
(
にんき
)
が
穩
(
おだや
)
かである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戸外
(
こぐわい
)
スポオツにしても、
野球
(
やきう
)
は
勿論
(
もちろん
)
だが、
近頃
(
ちかごろ
)
それと
人氣
(
にんき
)
を
角逐
(
かくちく
)
しかけて
來
(
き
)
た
蹴球
(
しうきう
)
にしてもその
今日
(
こんにち
)
を
見
(
み
)
るまでには
慶應義塾蹴球部
(
けいおうぎじゆくしうきうぶ
)
の
隱
(
かく
)
れたる
長
(
なが
)
い
努力
(
どりよく
)
があつた。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
米國經濟界
(
べいこくけいざいかい
)
全般
(
ぜんぱん
)
には
何等
(
なんら
)
懸念
(
けねん
)
すべき
状態
(
じやうたい
)
を
認
(
みと
)
めざるも、
人氣
(
にんき
)
の
中心
(
ちうしん
)
たる
證劵市場
(
しようけんしぢやう
)
が
大變動
(
だいへんどう
)
を
來
(
きた
)
したことであるから
勢
(
いきほ
)
ひ
生糸相場
(
きいとさうば
)
にも
波及
(
はきふ
)
して十
月
(
ぐわつ
)
初旬
(
しよじゆん
)
より
低下
(
ていか
)
の
趨勢
(
すうせい
)
となり
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
打振
(
うちふり
)
否々
(
いや/\
)
然
(
さ
)
に非ず
夫等
(
それら
)
の
火光
(
くわくわう
)
は
人氣
(
にんき
)
和融
(
くわゆう
)
なれば
自然
(
しぜん
)
とそらへ丸く
映
(
うつ
)
るべきに今彼光は棒の如く
尖
(
とが
)
りて映れり彼
人氣
(
じんき
)
勇烈
(
ゆうれつ
)
を含むの氣にて火氣と云ひ
旁々
(
かた/″\
)
我々を召捕んとて出口々々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
然
(
しか
)
るに
全校
(
ぜんかう
)
の
人氣
(
にんき
)
、
校長
(
かうちやう
)
教員
(
けうゐん
)
を
始
(
はじ
)
め
何百
(
なんびやく
)
の
生徒
(
せいと
)
の
人氣
(
にんき
)
は、
温順
(
おとな
)
しい
志村
(
しむら
)
に
傾
(
かたむ
)
いて
居
(
ゐ
)
る、
志村
(
しむら
)
は
色
(
いろ
)
の
白
(
しろ
)
い
柔和
(
にうわ
)
な、
女
(
をんな
)
にして
見
(
み
)
たいやうな
少年
(
せうねん
)
、
自分
(
じぶん
)
は
美少年
(
びせうねん
)
ではあつたが、
亂暴
(
らんばう
)
な
傲慢
(
がうまん
)
な
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
すんでの
處
(
ところ
)
。——
落
(
お
)
つこちるのでも、
身投
(
みなげ
)
でも、はつと
抱
(
だ
)
きとめる
救手
(
すくひて
)
は、
何
(
なん
)
でも
不意
(
ふい
)
に
出
(
で
)
る
方
(
はう
)
が
人氣
(
にんき
)
が
立
(
た
)
つ。すなはち
同行
(
どうかう
)
の
雪岱
(
せつたい
)
さんを、
今
(
いま
)
まで
祕
(
かく
)
しておいた
所以
(
ゆゑん
)
である。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
今度
(
こんど
)
發見
(
はつけん
)
された
駒岡附近
(
こまをかふきん
)
にも、
既
(
すで
)
に
已
(
すで
)
に
澤山
(
たくさん
)
横穴
(
よこあな
)
が
開發
(
かいはつ
)
されてあるのだが、
扨
(
さ
)
て、
果報
(
くわはう
)
なのは
今回
(
こんくわい
)
のお
穴樣
(
あなさま
)
で、
意外
(
いぐわい
)
の
人氣
(
にんき
)
を
一個
(
ひとり
)
で
背負
(
せお
)
つて、
眞
(
まこと
)
に
希代
(
きたい
)
の
好運兒
(
かううんじ
)
、
否
(
いな
)
、
好運穴
(
かううんけつ
)
といふべきである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
喧嘩好
(
けんくわず
)
きの
少年
(
せうねん
)
、おまけに
何時
(
いつ
)
も
級
(
くらす
)
の一
番
(
ばん
)
を
占
(
し
)
めて
居
(
ゐ
)
て、
試驗
(
しけん
)
の
時
(
とき
)
は
必
(
かな
)
らず
最優等
(
さいゝうとう
)
の
成績
(
せいせき
)
を
得
(
う
)
る
處
(
ところ
)
から
教員
(
けうゐん
)
は
自分
(
じぶん
)
の
高慢
(
かうまん
)
が
癪
(
しやく
)
に
觸
(
さは
)
り、
生徒
(
せいと
)
は
自分
(
じぶん
)
の
壓制
(
あつせい
)
が
癪
(
しやく
)
に
觸
(
さは
)
り、
自分
(
じぶん
)
にはどうしても
人氣
(
にんき
)
が
薄
(
うす
)
い。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
破落々々
(
ばら/\
)
と投付ける故くずや長八大に驚き江戸と云所は恐ろしく子供等までも
人氣
(
にんき
)
の
惡
(
わる
)
い所なりと思ひ
早々
(
そこ/\
)
に田町の
方
(
かた
)
へ
逃出
(
にげいだ
)
し此日もくづをば
買
(
か
)
ひ
得
(
え
)
ずして
歸
(
かへり
)
けるが長八は
親分
(
おやぶん
)
の長兵衞へ
行
(
ゆき
)
右の咄を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
座敷
(
ざしき
)
は
二階
(
にかい
)
で、だゞつ
廣
(
ぴろ
)
い、
人氣
(
にんき
)
の
少
(
すく
)
ないさみしい
家
(
いへ
)
で、
夕餉
(
ゆふげ
)
もさびしうございました。
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
少年
(
こども
)
ながらも
自分
(
じぶん
)
は
人氣
(
にんき
)
といふものを
惡
(
にく
)
んで
居
(
ゐ
)
た。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
氣
部首:⽓
10画
“人氣”で始まる語句
人氣勢
人氣肩入