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金貨
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きんか
ふりがな文庫
“
金貨
(
きんか
)” の例文
この
金貨
(
きんか
)
は、
西
(
にし
)
の
国
(
くに
)
の
金貨
(
きんか
)
だ。この
金貨
(
きんか
)
は、
東
(
ひがし
)
の
国
(
くに
)
の
金貨
(
きんか
)
だ。この
銀貨
(
ぎんか
)
は、
重
(
おも
)
い。しかしこちらの
銀貨
(
ぎんか
)
のほうは、もっと
目方
(
めかた
)
がある。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぶっきらぼうで、ぶあいそうな客だとはおもうが、なにしろ
先払
(
さきばら
)
いで
宿料
(
やどりょう
)
に二枚の
金貨
(
きんか
)
をわたしている。わるい気もちはしなかった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
そう言いながら、
老人
(
ろうじん
)
は五フランの
金貨
(
きんか
)
を八
枚
(
まい
)
テーブルの上にのせた。バルブレンはそれをさらいこむようにしてかくしに入れた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
銀
(
ぎん
)
のさじを一本と、それに
金貨
(
きんか
)
も一枚あげよう、その金貨といったら、少年の父親の
銀時計
(
ぎんどけい
)
の
側
(
かわ
)
っくらいもある大きなものだと、言いました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「これ、おまえたち、この子どもに
妃
(
きさき
)
のところへ
手紙
(
てがみ
)
をとどけさせてはくれまいか。ほうびには
金貨
(
きんか
)
を二
枚
(
まい
)
つかわすが。」
三本の金の髪の毛をもっている鬼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
林の中でとまってそれをしらべてみましたら、あの
緑
(
みどり
)
いろのさっき
夢
(
ゆめ
)
の中で見たあやしい天の
切符
(
きっぷ
)
の中に大きな二
枚
(
まい
)
の
金貨
(
きんか
)
が
包
(
つつ
)
んでありました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
りっぱな
宝物
(
たからもの
)
や、
金貨
(
きんか
)
や銀貨をつめこんだ大きな
袋
(
ふくろ
)
が、すみからすみまで、ぎっしりとつみ重ねてありました。
アラビヤンナイト:03 三、アリ・ババと四十人のどろぼう
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「そんなものが今空をとんでいるはずはないわ。きっと樽よ。中にお酒か、
金貨
(
きんか
)
が入っているんじゃない」
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それで、わたしはりっぱな身なりをしているのでさ。
造幣所長
(
ぞうへいじょちょう
)
はわたしのために、
金貨
(
きんか
)
を
鋳
(
い
)
てくれました それから婦人たちは、わたしの男ぶりをほめてくれました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
これはふたつとも、わたしのいちばん
大事
(
だいじ
)
な
道具
(
どうぐ
)
のはいっている
大戸棚
(
おおとだな
)
のかぎだ。これはふだん使わない金銀の皿を入れた戸棚のかぎだ。これは
金貨
(
きんか
)
と銀貨をいっぱい入れた
金庫
(
きんこ
)
のかぎだ。
青ひげ
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
金貨
(
きんか
)
が山と
積
(
つ
)
まれていました。
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)
(新字新仮名)
/
ガブリエル=シュザンヌ・バルボ・ド・ヴィルヌーヴ
(著)
父親
(
ちちおや
)
はなにかいっていましたが、やがて
半分
(
はんぶん
)
ばかり
床
(
とこ
)
の
中
(
なか
)
から
体
(
からだ
)
を
起
(
お
)
こして、やせた
手
(
て
)
でその
金貨
(
きんか
)
を三
人
(
にん
)
の
娘
(
むすめ
)
らに
分
(
わ
)
けてやりました。
青い時計台
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おれは、一枚や二枚ちょうだいしたって、たいして悪くはあるまいと考えたので、ひょいと手をのばして、その
金貨
(
きんか
)
をつかもうとした
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「きさまが、〈ごはんの
用意
(
ようい
)
〉のテーブルと、
金貨
(
きんか
)
をうむロバをかえさなければ、もういっぺんおどりをおどらせるぞ。」
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
老人
(
ろうじん
)
はかくしを
探
(
さぐ
)
って、なめし皮の
財布
(
さいふ
)
を引き出した。その中から四
枚
(
まい
)
、
金貨
(
きんか
)
をつかみ出して、
食卓
(
しょくたく
)
の上にならべ、わざとらしくチャラチャラ音をさせた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「この人は、
金貨
(
きんか
)
一枚で、これをみんな売るっていうんだろうか?」と、ニールスは思いました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
金貨
(
きんか
)
を五枚にぎらせました。
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
金貨
(
きんか
)
を
握
(
にぎ
)
った
屍体
(
したい
)
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いくら、お
入
(
い
)
り
用
(
よう
)
か
知
(
し
)
らないが、
精
(
せい
)
いっぱいにいただいて、
金貨
(
きんか
)
五つとならお
換
(
か
)
えいたします。」と、
主人
(
しゅじん
)
はいいました。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
粉
(
こな
)
ひきは「ブリックレーブリット」といいました。と、またたくうちに、まるで
夕立
(
ゆうだち
)
のように、
金貨
(
きんか
)
の雨がばらばらと布の上にふってきました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
おれは
金貨
(
きんか
)
がマイクル
小路
(
こうじ
)
のかどに
消
(
き
)
えてゆくまで、じっと見ていて、その足であにきのところへかけつけてきたんだよ
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「どうして高すぎると思うよ。それも前ばらいにするからね。ほんとうの
金貨
(
きんか
)
を四
枚
(
まい
)
にぎったうえに、やっかいばらいができるのだからね」と
老人
(
ろうじん
)
は言った。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「お
父
(
とう
)
さん、そんなに、
金貨
(
きんか
)
や、
銀貨
(
ぎんか
)
を、たくさんためて、どうするんですか?」と、
子供
(
こども
)
は
父親
(
ちちおや
)
に
向
(
む
)
かってききました。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうすると、
金貨
(
きんか
)
が雨のようにふってきます。ですから、
職人
(
しょくにん
)
のほうでは、それを
地面
(
じめん
)
からひろいあげるだけで、なんの
苦労
(
くろう
)
もいらないのでした。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
中には
金貨
(
きんか
)
と銀貨ばかり——百七十フランはいっていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
よく
見
(
み
)
ると、それは、みんな
星
(
ほし
)
ではなく、
金貨
(
きんか
)
に、
銀貨
(
ぎんか
)
に、
宝石
(
ほうせき
)
や、
宝物
(
ほうもつ
)
の
中
(
なか
)
に
自分
(
じぶん
)
はすわっているのである。もう、こんなうれしいことはない。
北の国のはなし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むすめがうちのなかにはいって、ただいま、といったとたんに、
金貨
(
きんか
)
が一
枚
(
まい
)
、口のなかからとびだしました。
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
さながら、
赤
(
あか
)
いインキを
流
(
なが
)
し
散
(
ち
)
らすごとく、また
惜
(
お
)
しげなく
投
(
な
)
げられた
金貨
(
きんか
)
が
燦然
(
さんぜん
)
として
飛
(
と
)
ぶごとく、
火焔
(
かえん
)
は
濃淡
(
のうたん
)
に
夜
(
よる
)
の
青
(
あお
)
ざめた
肌
(
はだ
)
を
美
(
うつく
)
しく
彩
(
いろど
)
っていました。
火事
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「うさぎのやつと、かけをしたんだ。
金貨
(
きんか
)
をひとつと さけをひとびんな。これから、あいつと かけっこをするんだ。だから、おまえも、いっしょにきていてくれ。」
うさぎと はりねずみ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「は、は、は、
金貨
(
きんか
)
なもんか。きっと、
新
(
あたら
)
しい一
銭
(
せん
)
銅貨
(
どうか
)
なんだよ。
光
(
ひか
)
るから
喜
(
よろこ
)
んで
見
(
み
)
ているのだろう。」
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、いって、またまた、さっきのターレル
金貨
(
きんか
)
を、さらにいくつかユダヤ人にくらわせました。
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
父親
(
ちちおや
)
が、
金貨
(
きんか
)
や、
銀貨
(
ぎんか
)
が、だんだん
航海
(
こうかい
)
するたびにたまってくるのを、うれしそうにながめながら
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
福
(
ふく
)
の子は、王さまのおのぞみの、
鬼
(
おに
)
の
金
(
きん
)
の
髪
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
を三本もって、王さまのまえにでました。王さまは
金貨
(
きんか
)
を
背中
(
せなか
)
につんだ四ひきのロバを見て、すっかり
満足
(
まんぞく
)
して、いいました。
三本の金の髪の毛をもっている鬼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
これをききますと、番人は福の子にありがとうございます、といって、お
礼
(
れい
)
のしるしに、
金貨
(
きんか
)
を山とつんだ二ひきのロバをくれました。ロバは福の子のあとからついてきました。
三本の金の髪の毛をもっている鬼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
するといちばん
年上
(
としうえ
)
の
娘
(
むすめ
)
が、その
金庫
(
きんこ
)
の
方
(
ほう
)
に
歩
(
ある
)
いていって、そのとびらを
開
(
あ
)
けました。そして
中
(
なか
)
から、たくさんの
金貨
(
きんか
)
を
盛
(
も
)
った
箱
(
はこ
)
を、
父親
(
ちちおや
)
のねているまくらもとに
持
(
も
)
ってきました。
青い時計台
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ぼくは、あのむすめが口をきくたびに、口から
金貨
(
きんか
)
がとびだすようにしてやろう。」
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「あれは、
金貨
(
きんか
)
みたいだね。」
写生に出かけた少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ところが、王さまがお妃さまと話をして、お妃さまがそれにこたえますと、ひとことこたえるごとに、まえには
金貨
(
きんか
)
がとびだしましたのに、こんどは、ヒキガエルがとびだしました。
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
こうして、
金貨
(
きんか
)
が
地下室
(
ちかしつ
)
からはこびだされて、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式があげられました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
金貨
(
きんか
)
をひとつと、さけをひとびんだ。」と、はりねずみはこたえました。
うさぎと はりねずみ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そこで若者はおのをひきぬいて、じいさんをはなしてやりました、すると、じいさんは若者をつれて、またもとのお
城
(
しろ
)
にもどり、
地下室
(
ちかしつ
)
にはいって、
金貨
(
きんか
)
のぎっしりつまった三つの
箱
(
はこ
)
を見せました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
はりねずみは、かけでかった
金貨
(
きんか
)
とおさけのびんを、とりました。そして、おかみさんを、うねのなかから よびだしました。それから、ふたりでいっしょに、おおよろこびで
家
(
いえ
)
にかえりました。
うさぎと はりねずみ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ああ、いたっ。これが
約束
(
やくそく
)
のターレル
金貨
(
きんか
)
ですかい。」
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“金貨”の解説
金貨(きんか)とは、金を素材として作られた貨幣。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
貨
常用漢字
小4
部首:⾙
11画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚