“濃淡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のうたん80.0%
コントラスト20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さながら、あかいインキをながらすごとく、またしげなくげられた金貨きんか燦然さんぜんとしてぶごとく、火焔かえん濃淡のうたんよるあおざめたはだうつくしくいろどっていました。
火事 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『だまれ!』と、画家はどなって、すべての色と濃淡のうたんとを非常にくわしくかきとめました。
乾板では濃淡コントラストが薄く出るようなものであるために、どうしてもこの色の鮮かさの感じが出ないのである。
壁画摸写 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)