むかし、あるところに、ひとりのまずしい女がおりました。この女があるときひとりの男の子を生みましたが、その子は頭に〈福の皮〉をかぶって生まれてきました。それで、この子は十四になったら、王さまのお姫さまをおよめさんにもらうだろう、という予言をし …
著者 | ヴィルヘルム・カール・グリム |
著者 | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム |
翻訳者 | 矢崎源九郎 |
ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約18分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約29分(300文字/分) |