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度々
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たび/″\
ふりがな文庫
“
度々
(
たび/″\
)” の例文
此所
(
こゝ
)
ならば
度々
(
たび/″\
)
來
(
き
)
たが、
未
(
ま
)
だ
大發掘
(
だいはつくつ
)
はせずに
居
(
ゐ
)
るのだ。
今日
(
けふ
)
掘
(
ほ
)
つても
好
(
い
)
いかと
問
(
と
)
ふと、
大丈夫
(
だいじやうぶ
)
だ。
原田文海
(
はらだぶんかい
)
が
心得
(
こゝろえ
)
とると
大呑込
(
おほのみこ
)
み。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
千葉
(
ちば
)
、
埼玉
(
さいたま
)
、あの
大河
(
たいが
)
の
流域
(
りうゐき
)
を
辿
(
たど
)
る
旅人
(
たびびと
)
は、
時々
(
とき/″\
)
、
否
(
いや
)
、
毎日
(
まいにち
)
一
(
ひと
)
ツ
二
(
ふた
)
ツは
度々
(
たび/″\
)
此
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
に
出會
(
でつくは
)
します。
此
(
これ
)
を
利根
(
とね
)
の
忘
(
わす
)
れ
沼
(
ぬま
)
、
忘
(
わす
)
れ
水
(
みづ
)
と
呼
(
よ
)
んで
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
明
(
あきら
)
かな世の中でございますが、昔は幽霊が出るのは
祟
(
たゝ
)
りがあるからだ
怨
(
うらみ
)
の一念
三世
(
さんぜ
)
に伝わると申す因縁話を
度々
(
たび/″\
)
承まわりました事がございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なんといふ
病
(
やまひ
)
やらも
知
(
し
)
らない、
度々
(
たび/″\
)
病院
(
びやうゐん
)
に
通
(
かよ
)
つたけれども、いつも、おなじやうな
漠然
(
ばくぜん
)
としたことばかり
云
(
い
)
はれて
居
(
ゐ
)
る。
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
面白
(
おもしろ
)
げなる
顔色
(
がんしよく
)
の
千番
(
せんばん
)
に一番
捜
(
さが
)
すにも
兼合
(
かねあひ
)
と
申
(
もう
)
すやらの
始末
(
しまつ
)
なりしに
候
(
そろ
)
度々
(
たび/″\
)
の
実験
(
じつけん
)
なれば
理窟
(
りくつ
)
は
申
(
まう
)
さず、今も
然
(
しか
)
なるべくと
存候
(
ぞんじそろ
)
愈々
(
いよ/\
)
益々
(
ます/\
)
然
(
しか
)
なるべくと
存候
(
ぞんじそろ
)
。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
▼ もっと見る
『
特別
(
とくべつ
)
然
(
さ
)
う
大
(
おほ
)
きくなりたかないの』と
答
(
こた
)
へて
愛
(
あい
)
ちやんは
忙
(
いそが
)
しさうに、『
他
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
もこんなに
度々
(
たび/″\
)
變
(
かは
)
るかしら、え』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
その
眼
(
まなこ
)
でなうて、そんな
鬪爭
(
けんくわ
)
を
買
(
か
)
ふ
眼
(
まなこ
)
が
何處
(
どこ
)
にあらう?
足下
(
おぬし
)
の
頭
(
あたま
)
には
鷄卵
(
たまご
)
に
黄蛋
(
きみ
)
が
充實
(
つま
)
ってゐるやうに、
鬪爭
(
けんくわ
)
が
充滿
(
いっぱい
)
ぢゃ、しかも
度々
(
たび/″\
)
打撲
(
どや
)
されたので、
少許
(
ちっと
)
腐爛氣味
(
くされぎみ
)
ぢゃわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
其後
(
そののち
)
又
(
また
)
一
回
(
くわい
)
、
此所
(
こゝ
)
を
掘
(
ほ
)
つたが、
格別
(
かくべつ
)
の
物
(
もの
)
は
出
(
で
)
なかつた。
發掘
(
はつくつ
)
はそれ
切
(
き
)
りであるが、
表面採集
(
ひやうめんさいしふ
)
にはそれからも
度々
(
たび/″\
)
行
(
ゆ
)
つた。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
だつて
貴方
(
あなた
)
、
度々
(
たび/″\
)
の事ですから一
度
(
ど
)
往
(
い
)
らつしやいな、
余
(
あんま
)
り
勿体
(
もつたい
)
を
附
(
つ
)
けるやうに思はれるといけませんよ。
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貸本を
脊負
(
しょ
)
って来たから、私は年のいかない頃だけども、
度々
(
たび/″\
)
見て知って居るよ、大層芸者
衆
(
しゅ
)
もヤレコレ云って可愛がって、そう/\中々愛敬者で、知って居るよ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
殊に
日外中
(
いっかじゅう
)
度々
(
たび/″\
)
お手紙をよこして下すった番町の石川様にもお気の毒様で、食べるお米が無くっても、あなたは心柄で宜しゅうございましょうが、
私
(
わたくし
)
は実に困ります
梅若七兵衛
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
豐「はい、お久さん
度々
(
たび/″\
)
御親切に有難うございます。お久さん、お前と私とは
何
(
な
)
んだえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
又
先
(
せん
)
の亭主の
存生中
(
ぞんしょうちゅう
)
から幸兵衞と密通していたので、亭主が死んだのを幸い夫婦になったのだとも云って、
判然
(
はっきり
)
はしませんが、谷中の天竜院の和尚の話に、
何故
(
なにゆえ
)
か幸兵衞が
度々
(
たび/″\
)
来て
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ムウン
又
(
また
)
迎
(
むか
)
ひか、どうも
度々
(
たび/″\
)
招待状
(
せうたいじやう
)
をつけられて困るなア、
先方
(
むかう
)
は
此頃
(
このごろ
)
茶
(
ちや
)
を
始
(
はじ
)
めたてえが、
金持
(
かねもち
)
ゆゑ
極
(
ごく
)
我儘
(
わがまゝ
)
な茶で、
種々
(
いろ/\
)
道具
(
だうぐ
)
を
飾
(
かざ
)
り
散
(
ちら
)
かして
有
(
あ
)
るのを、
皆
(
みん
)
なが
胡麻
(
ごま
)
アするてえ事を聞いたが
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
度々
(
たび/″\
)
間違うからお
父
(
とっ
)
さんが長二という名をお
命
(
つ
)
けなすったんだが、是にも訳のある事で、お前の手の
人指
(
ひとさしゆび
)
が長くって中指と同じのを御覧なすって、人指の長い人は器用で仕事が上手になるものだから
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
昨年の夏頃から
度々
(
たび/″\
)
誂
(
あつら
)
え物をいたし、多分の手間代を払い、主人夫婦が格別贔屓にいたして、度々長二郎の宅へも参りました、其の夜死骸の側に五十両の金包が落ちて居りましたのをもって見ますと
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
々
3画
“度”で始まる語句
度
度毎
度胆
度胸
度重
度外
度目
度度
度肝
度盛