トップ
>
千葉
>
ちば
ふりがな文庫
“
千葉
(
ちば
)” の例文
昨日
(
きのふ
)
の
朝
(
あさ
)
千葉
(
ちば
)
が
私
(
わたし
)
を
呼
(
よ
)
びまして、
奧樣
(
おくさま
)
が
此
(
この
)
四五
日
(
にち
)
御
(
お
)
すぐれ
無
(
な
)
い
樣
(
やう
)
に
見上
(
みあ
)
げられる、
何
(
ど
)
うぞ
遊
(
あそば
)
してかと
如何
(
いか
)
にも
心配
(
しんぱい
)
らしく
申
(
まをし
)
ますので
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
間
(
ま
)
もなく
院
(
いん
)
さまは
三浦
(
みうら
)
の
介
(
すけ
)
と
千葉
(
ちば
)
の
介
(
すけ
)
と
二人
(
ふたり
)
の
武士
(
ぶし
)
においいつけになって、
何
(
なん
)
百
騎
(
き
)
の
侍
(
さむらい
)
で
那須野
(
なすの
)
の
原
(
はら
)
を
狩
(
か
)
り
立
(
た
)
ててわたしを
射
(
い
)
させました。
殺生石
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
千葉
(
ちば
)
、
埼玉
(
さいたま
)
、あの
大河
(
たいが
)
の
流域
(
りうゐき
)
を
辿
(
たど
)
る
旅人
(
たびびと
)
は、
時々
(
とき/″\
)
、
否
(
いや
)
、
毎日
(
まいにち
)
一
(
ひと
)
ツ
二
(
ふた
)
ツは
度々
(
たび/″\
)
此
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
に
出會
(
でつくは
)
します。
此
(
これ
)
を
利根
(
とね
)
の
忘
(
わす
)
れ
沼
(
ぬま
)
、
忘
(
わす
)
れ
水
(
みづ
)
と
呼
(
よ
)
んで
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
たえず
車副
(
くるまぞい
)
のかたちで、帝のお近くにいた佐々木道誉は、すぐ馬を
回
(
かえ
)
して、同役の
千葉
(
ちば
)
ノ
介
(
すけ
)
貞胤
(
さだたね
)
、小山秀朝らにはかり、それの配置を作った。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それをよく読んで下されば分るでしょうが、四郎さんとあたしとは、
千葉
(
ちば
)
の海岸で知合ってから、お友達になったんです。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
彼らにとって
快
(
こころよ
)
く思われたかは、主家の
兇変
(
きょうへん
)
の前に、すでに浪人していた
不破数右衛門
(
ふわかずえもん
)
、
千葉
(
ちば
)
三郎兵衛、
間新六
(
はざましんろく
)
の
徒
(
と
)
が、同じように連盟に加わってきたのでも分る。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
病と共に失恋もし、
千葉
(
ちば
)
の
大原
(
おほはら
)
の病院にたつた
一人
(
ひとり
)
絶命せし故、最も気の毒なる友だちなるべし。
学校友だち
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ここまで話したとき、一人の女生徒、
千葉
(
ちば
)
房枝が机の横にばたりと倒れた。
錯覚の拷問室
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
仙台
(
せんだい
)
の
洋学者
(
ようがくしゃ
)
大童信太夫
(
おおわらしんだゆう
)
をたすけだしたり、
千葉
(
ちば
)
の
長沼村
(
ながぬまむら
)
の
人々
(
ひとびと
)
のために、
力
(
ちから
)
をつくしたこともありますが、ここでは、その一つのれいとして、
榎本武揚
(
えのもとたけあき
)
をすくった
話
(
はなし
)
をとりあげておきます。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
ここは
千葉
(
ちば
)
県
市川
(
いちかわ
)
市から、あまり遠くないS村の、S小学校の校庭です。
怪奇四十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
三三
あまさへ
去年
(
こぞ
)
の秋、
三四
京家の下知として、
三五
美濃の国
郡上
(
ぐじやう
)
の
主
(
ぬし
)
、
三六
東
(
とう
)
の
下野守
(
しもつけのかみ
)
常縁
(
つねより
)
に
三七
御旗
(
みはた
)
を
給
(
た
)
びて、
三八
下野の
領所
(
しるところ
)
にくだり、
氏族
(
しぞく
)
三九
千葉
(
ちば
)
の
実胤
(
さねたね
)
とはかりて
四〇
責
(
せ
)
むるにより
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「先生この岩何す。」
千葉
(
ちば
)
だな。お父さんによく
似
(
に
)
ている。〔何に似てます。何でできてますか。〕だまっている。〔わかりませんか。
礫岩
(
れきがん
)
です。礫岩です。
凝灰質礫岩
(
ぎょうかいしつれきがん
)
。〕
及川
(
おいかわ
)
だな。〔いいですか。
台川
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
千葉
(
ちば
)
は
貴孃
(
あなた
)
泣
(
な
)
いて
居
(
を
)
りますと
言上
(
ごんじよう
)
すれば、おゝ
可愛
(
かわい
)
い
男
(
をとこ
)
と
奧樣
(
おくさま
)
御贔負
(
ごひゐき
)
の
増
(
まさ
)
りて、お
心
(
こゝろ
)
づけのほど
今
(
いま
)
までよりはいとゞしう
成
(
な
)
りぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
汽車
(
きしや
)
が
千葉
(
ちば
)
まはりに
譽田
(
ほんだ
)
……を
過
(
す
)
ぎ、
大網
(
おほあみ
)
を
本納
(
ほんなふ
)
に
近
(
ちかづ
)
いた
時
(
とき
)
は、
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
の
苗代田
(
なはしろだ
)
を、
二羽
(
には
)
銀翼
(
ぎんよく
)
を
張
(
は
)
つて、
田毎
(
たごと
)
の
三日月
(
みかづき
)
のやうに
飛
(
と
)
ぶと、
山際
(
やまぎは
)
には、つら/\と
立並
(
たちなら
)
んで、
白
(
しろ
)
い
燈
(
ひ
)
のやうに
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
無論
(
むろん
)
千葉
(
ちば
)
さんの
方
(
はう
)
からさとあるに、おやあの
無骨
(
ぶこつ
)
さんがとて
笑
(
わら
)
ひ
出
(
だ
)
すに、
奧樣
(
おくさま
)
苦笑
(
にがわら
)
ひして
可憐
(
かわい
)
さうに
失敗
(
しくじり
)
の
昔
(
むか
)
し
話
(
ばな
)
しを
探
(
さぐ
)
り
出
(
だ
)
したのかと
仰
(
おつ
)
しやれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“千葉”で始まる語句
千葉介常胤
千葉県
千葉介
千葉勝
千葉家
千葉八雲
千葉周作
千葉実胤
千葉富子
千葉介貞胤