“白雪:しらゆき” の例文
“白雪:しらゆき”を含む作品の著者(上位)作品数
泉鏡花5
北原白秋2
泉鏡太郎2
海野十三1
上田敏1
“白雪:しらゆき”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集4.8%
自然科学 > 植物学 > 植物学4.2%
文学 > フランス文学 > 詩1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
みづへば、せい/″\こめ磨汁とぎしるでもくれさうなところを、白雪しらゆき蛋黄きみなさけ
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
操縦士は、そのたびに、かじをひいて方向をかえ、白雪しらゆきをいただいた峰のまわりをぐるっとうかいしなければならなかった。
氷河期の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
白雪しらゆきの中から来た私たちの眼は、屋内のかすかな光になれるまで、何をも識別し得なかった。
雪の武石峠 (新字新仮名) / 別所梅之助(著)
またで、硝子杯コツプ白雪しらゆきに、鷄卵たまご蛋黄きみかしたのを、甘露かんろそゝぐやうにまされました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
高山たかやまのいはほにおふるすがののねもころごろにふりおく白雪しらゆき
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
屋根やねよりたか大行燈おほあんどうて、白雪しらゆきやまみ、だいうへつて、やあ、がばり/\がばり/\とわめく。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
奧山家おくやまが一軒家いつけんやに、たをやかなをんなて、白雪しらゆきいとたに絲車いとぐるまおとかとおもふ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
深潭しんたんにちららちららと白雪しらゆきのけはひつめたく沈む人かも
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
政宗の「さゝずとも誰かは越えん逢坂あふさかの関の戸うず夜半よは白雪しらゆき」などは関路雪という題詠の歌では有ろうか知らぬが、何様どうして中々素人では無い。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いたゞききんの照しと白雪しらゆきと蹈み轟かし、
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「——雪。……いちめんの白雪しらゆきとは読めましょう」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ねや紅麻こうまえんにして、繪團扇ゑうちは仲立なかだちに、蚊帳かやいと黒髮くろかみと、峻嶺しゆんれい白雪しらゆきと、ひとおもひいづれぞや。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
富士ふじ白雪しらゆきかんむり
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
やみにしばらく———白雪しらゆき
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
その時分じぶんは、あおかったうみいろが、いま銀色ぎんいろになっているのをても、また、からだりかかる白雪しらゆきても、かなしみがこころをそそったのであります。
月とあざらし (新字新仮名) / 小川未明(著)
あゝあゝ清き白雪しらゆき
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
この時ちらちらと降りかかり、冬牡丹ふゆぼたん寒菊かんぎく白玉しらたま乙女椿おとめつばき咲満さきみてる上に、白雪しらゆきの橋、奥殿にかかりて玉虹ぎょっこうの如きを、はらはらと渡りづる、気高けだかく、世にも美しき媛神ひめがみの姿見ゆ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
東豊山新長谷寺目白不動尊しんちょうこくじめじろふどうそんのたゝせ玉へる山は宝永の頃再昌院法印さいしょういんほういんのすめる関口せきぐち疏儀荘そぎしょうよりちかければ西南せいなんにかたぶく日影に杖をたてゝ時しらぬ富士の白雪しらゆきをながめ千町せんちょう田面たのものみどりになびく風に凉みてしばらくいきをのぶとぞ聞えし又物部もののべおきな牛込うしごめにいませし頃にやありけん南郭なんかく春台しゅんだい蘭亭らんていをはじめとしてこのほとりの十五景をわかちてからうたに物せし一巻いっかんをもみたりし事あればわが生れたる牛込の里ちかきあたりのけしきもなつかしくこゝにその題をうつして夷歌いかによみつゞけぬるもそのかみ大黒屋だいこくやときこえしたかどのには母の六十の賀のむしろをひらきし事ありしも又天明てんめいのむかしなればせきぐちの紙のすきかへし目白の滝のいとのくりことになんありける