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『月とあざらし』
ふりがな文庫
『
月とあざらし
(
つきとあざらし
)
』
北方の海は、銀色に凍っていました。長い冬の間、太陽はめったにそこへは顔を見せなかったのです。なぜなら、太陽は、陰気なところは、好かなかったからでありました。そして、海は、ちょうど死んだ魚の目のように、どんよりと曇って、毎日、毎日、雪が降って …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「愛の泉 8号」1925(大正14)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
男女
(
だんじょ
)
香
(
かお
)
上
(
うえ
)
事件
(
ことがら
)
戦
(
たたか
)
凍
(
こお
)
失
(
うしな
)
好
(
す
)
急
(
いそ
)
見下
(
みお
)
中
(
なか
)
今日
(
きょう
)
仰
(
あお
)
体
(
からだ
)
先
(
さき
)
冷
(
つめ
)
出
(
だ
)
夕暮
(
ゆうぐ
)
夜
(
よる
)
後
(
のち
)
我
(
わ
)
投
(
な
)
方
(
ほう
)
日
(
にち
)
有
(
あ
)
獣物
(
けもの
)
生活
(
せいかつ
)
若
(
わか
)
行
(
い
)
覚
(
おぼ
)
間
(
あいだ
)
静
(
しず
)
音
(
おと
)
頭
(
あたま
)
顔
(
がお
)
馳
(
か
)
魚
(
うお
)
一通
(
ひととお
)
下
(
した
)
世
(
よ
)
世界
(
せかい
)
乱
(
みだ
)
人間
(
にんげん
)
仲間
(
なかま
)
休
(
やす
)
伸
(
の
)
低
(
ひく
)
依然
(
いぜん
)
便
(
たよ
)
倍
(
ばい
)
働
(
はたら
)
光
(
ひかり
)
冬
(
ふゆ
)
出
(
で
)
前
(
まえ
)
力
(
ちから
)
北
(
きた
)
北方
(
ほっぽう
)
北海
(
ほっかい
)
南
(
みなみ
)
占領
(
せんりょう
)
去
(
さ
)
叫
(
さけ
)
同
(
おな
)
向
(
む
)
吹
(
ふ
)
命
(
いのち
)
咲
(
さ
)
哀
(
あわ
)
問
(
と
)
国
(
くに
)
地方
(
ちほう
)
声
(
こえ
)
夜
(
よ
)
太陽
(
たいよう
)
太鼓
(
たいこ
)
女
(
おんな
)
姿
(
すがた
)
子供
(
こども
)
寒
(
さむ
)
小
(
ちい
)
山
(
やま
)
帰
(
かえ
)
幾
(
いく
)
幾分
(
いくぶん
)
度
(
ど
)
待
(
ま
)
後
(
あと
)
心
(
こころ
)
忘
(
わす
)
思
(
おも
)
悲
(
かな
)
感
(
かん
)
慣
(
な
)
憐
(
あわ
)
我慢
(
がまん
)
手
(
て
)
拾
(
ひろ
)
持
(
も
)
振
(
ふ
)