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大急
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おおいそ
ふりがな文庫
“
大急
(
おおいそ
)” の例文
それですから、
星
(
ほし
)
が
暁
(
あかつき
)
とともに
隠
(
かく
)
れてしまう
前
(
まえ
)
に
大急
(
おおいそ
)
ぎで
起
(
お
)
きて、
空
(
そら
)
に
輝
(
かがや
)
いている、さびしい
姉
(
あね
)
の
姿
(
すがた
)
を
見上
(
みあ
)
げることもありました。
王さまの感心された話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
では
致方
(
いたしかた
)
がございません、これから
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
りそれを
申上
(
もうしあ
)
げて
了
(
しま
)
うことに
致
(
いた
)
しましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私は
萱
(
かや
)
の間からすかすようにして私どもの来た方を見ました。
向
(
むこ
)
うから二人の
役人
(
やくにん
)
が
大急
(
おおいそ
)
ぎで
路
(
みち
)
をやって来るのです。それも何だかみちから
外
(
そ
)
れて私どもの林へやって来るらしいのです。
二人の役人
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
と
思
(
おも
)
い、
夜
(
よ
)
にまぎれて、
塀
(
へい
)
を
乗
(
の
)
り
越
(
こ
)
えて、
魔法
(
まほう
)
つかいの
庭
(
にわ
)
へ
入
(
はい
)
り、
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
菜
(
な
)
を一つかみ
抜
(
ぬ
)
いて
来
(
き
)
て、おかみさんに
渡
(
わた
)
すと、おかみさんはそれでサラダをこしらえて、
旨
(
うま
)
そうに
食
(
た
)
べました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
不思議
(
ふしぎ
)
に、その
馬
(
うま
)
に、
子供
(
こども
)
が
乗
(
の
)
っていたのでありましたから、おばあさんは、
大急
(
おおいそ
)
ぎで
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
いかけました。
千羽鶴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
これを
見
(
み
)
ていた
二人
(
ふたり
)
の
小学生
(
しょうがくせい
)
は、なんだか
息詰
(
いきづ
)
まるような
気
(
き
)
がして、
目
(
め
)
をみはりました。
男
(
おとこ
)
は、
大急
(
おおいそ
)
ぎで
獲物
(
えもの
)
を
片
(
かた
)
っ
端
(
ぱし
)
から
殺
(
ころ
)
して、
袋
(
ふくろ
)
の
中
(
なか
)
へ
入
(
い
)
れていました。
すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こう、とっさの
間
(
あいだ
)
に
男
(
おとこ
)
は
思
(
おも
)
いました。
彼
(
かれ
)
は、
財布
(
さいふ
)
をはたいて、五
両
(
りょう
)
でその
仏像
(
ぶつぞう
)
を
買
(
か
)
いました。そして、それを
横抱
(
よこだ
)
きにして、
大急
(
おおいそ
)
ぎで
村
(
むら
)
を
指
(
さ
)
して
帰
(
かえ
)
ってきました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、うたいながら、はじめはゆるい
歩調
(
ほちょう
)
で
駆
(
か
)
けていましたが、
途中
(
とちゅう
)
から、
小田
(
おだ
)
が、
独
(
ひと
)
り
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
窓
(
まど
)
の
下
(
した
)
の
方
(
ほう
)
へ
向
(
む
)
かって
走
(
はし
)
り
出
(
だ
)
しました。なにか
落
(
お
)
ちていたのです。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そんなことは、
俺
(
おれ
)
たちが
考
(
かんが
)
えたって、
想像
(
そうぞう
)
のつかないことだ。そうして、
家
(
いえ
)
が
失
(
な
)
くなったり、
街
(
まち
)
が
焼
(
や
)
けてしまうと、あわてて
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
俺
(
おれ
)
たちのいる
方
(
ほう
)
へやってくる。
あらしの前の木と鳥の会話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちは、
大急
(
おおいそ
)
ぎをして、からすの
持
(
も
)
っている
金
(
きん
)
の
小判
(
こばん
)
を
奪
(
うば
)
おうとしました。
おばあさんと黒ねこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
白
(
しろ
)
い
影
(
かげ
)
は、もう、二十
間
(
けん
)
……十
間
(
けん
)
……すぐ
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
に
迫
(
せま
)
りました。
運転手
(
うんてんしゅ
)
は
大急
(
おおいそ
)
ぎで
進行
(
しんこう
)
をしている
汽車
(
きしゃ
)
を
止
(
と
)
めました。その
反動
(
はんどう
)
で、どうしたはずみにか、
列車
(
れっしゃ
)
は
大脱線
(
だいだっせん
)
をしてしまいました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
男
(
おとこ
)
は、あわてたのです。
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
網
(
あみ
)
の
口
(
くち
)
を
閉
(
と
)
じにかかったが、すすきの
葉
(
は
)
にじゃまされて、
手
(
て
)
ぎわよくできず、ちょっとまごまごするうちに、二
羽
(
わ
)
、三
羽
(
ば
)
、
下
(
した
)
をくぐって
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
してしまいました。
すずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで、
誠
(
まこと
)
さんは、二
匹
(
ひき
)
の
虫
(
むし
)
を
拾
(
ひろ
)
うと
大急
(
おおいそ
)
ぎで
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
ってきました。
玉虫のおばさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
吉雄
(
よしお
)
さんは、もし
自分
(
じぶん
)
が
番
(
ばん
)
をしなかったら、だれか、
考
(
かんが
)
えなしに、この
家
(
うち
)
の
前
(
まえ
)
で、
大
(
おお
)
きな
声
(
こえ
)
を
出
(
だ
)
して、
正
(
しょう
)
ちゃんの
目
(
め
)
をさまさないものでもないと
考
(
かんが
)
えたから、
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
自分
(
じぶん
)
の
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
って、
半紙
(
はんし
)
に
幼き日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
復習
(
ふくしゅう
)
をすますと、
駆
(
か
)
け
出
(
だ
)
してゆきました。
草原の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これをききつけて、あわれな
母犬
(
おやいぬ
)
は、
大急
(
おおいそ
)
ぎでもどりました。
森の中の犬ころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなは、
大急
(
おおいそ
)
ぎで、
首
(
くび
)
をすくめて
逃
(
に
)
げてきました。
真坊と和尚さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
“大急”で始まる語句
大急湍