“大急”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおいそ51.6%
おほいそ35.5%
おおいそぎ9.7%
おほいそぎ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それですから、ほしあかつきとともにかくれてしまうまえ大急おおいそぎできて、そらかがやいている、さびしいあね姿すがた見上みあげることもありました。
王さまの感心された話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
召上めしあがれ』とふのだから此程これほど結構けつこうなことはないが、悧巧りこうちひさなあいちやんは大急おほいそぎでれをまうとはしませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
折角せっかくだが、ってるひまがねえやつさ。これから大急おおいそぎぎで、おせんの見世みせまでかざァならねえんだ」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
主は手を打鳴してをんなを呼び、大急おほいそぎに銚子と料理とをあつらへて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)