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大急
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おおいそぎ
ふりがな文庫
“
大急
(
おおいそぎ
)” の例文
「
折角
(
せっかく
)
だが、
寄
(
よ
)
ってる
暇
(
ひま
)
がねえやつさ。これから
大急
(
おおいそぎ
)
ぎで、おせんの
見世
(
みせ
)
まで
行
(
い
)
かざァならねえんだ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
水を一杯、
冷
(
つめた
)
いのを
大急
(
おおいそぎ
)
だ。島野、可い処でお
前
(
めえ
)
に逢ったい。おいら、お前ン
処
(
とこ
)
の義作の来るまで、あすこの柳にでも
繋
(
つな
)
いでおこうと思ったんだけれど、お前が居りゃあ世話はねえ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
今朝だと
腕車
(
くるま
)
で
駈
(
か
)
けて行ったんですが、とても逢わせないといいますから行こうという気もありませんでした。今ッからじゃ、もう時間がございません。三十分間、兵営までさえ
大急
(
おおいそぎ
)
でございます。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
“大急”で始まる語句
大急湍