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配達
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はいたつ
ふりがな文庫
“
配達
(
はいたつ
)” の例文
「きっと、あげるよ。
今月
(
こんげつ
)
の
末
(
すえ
)
まで、
待
(
ま
)
ってくれない?
僕
(
ぼく
)
、
新聞
(
しんぶん
)
を
配達
(
はいたつ
)
しているのだから、お
金
(
かね
)
をもらったら、すぐ
持
(
も
)
っていくよ。」
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すぐに
庫裏
(
くり
)
の
玄関先
(
げんくわんさき
)
へ
歩
(
あゆ
)
み
寄
(
よ
)
ると、
折
(
をり
)
よく
住職
(
ぢゆうしよく
)
らしい
年配
(
ねんぱい
)
の
坊
(
ばう
)
さんが
今
(
いま
)
がた
配達
(
はいたつ
)
されたらしい
郵便物
(
いうびんぶつ
)
を
見
(
み
)
ながら
立
(
た
)
つてゐたので
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
多分
(
たぶん
)
牛乳
(
ぎうにゆう
)
を
配達
(
はいたつ
)
するためか
抔
(
など
)
で、あゝ
急
(
いそ
)
ぐに
違
(
ちがひ
)
ないと
極
(
き
)
めてゐたから、
此音
(
このおと
)
を
聞
(
き
)
くと
等
(
ひと
)
しく、もう
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けて、
隣人
(
りんじん
)
の
活動
(
くわつどう
)
が
始
(
はじま
)
つた
如
(
ごと
)
くに、
心丈夫
(
こゝろぢやうぶ
)
になつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
昼
(
ひる
)
からになって
配達
(
はいたつ
)
がすむと、
今度
(
こんど
)
は
店番
(
みせばん
)
です。つぎからつぎと、いろんなお客がやってきます。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
そのとき、
配達夫
(
はいたつふ
)
が一通の
電報
(
でんぽう
)
を
配達
(
はいたつ
)
して来た。その
文言
(
もんごん
)
にはこうあった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
雪で、今日は新聞が
来
(
こ
)
ぬ。朝は
乳屋
(
ちちや
)
、午後は七十近い
郵便
(
ゆうびん
)
配達
(
はいたつ
)
の
爺
(
じい
)
さんが来たばかり。
明日
(
あす
)
の
餅搗
(
もちつ
)
きを頼んだので、隣の
主人
(
あるじ
)
が
糯米
(
もちごめ
)
を取りに来た。其ついでに、
蒸
(
ふ
)
かし立ての
甘藷
(
さつまいも
)
を二本鶴子に
呉
(
く
)
れた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
良吉
(
りょうきち
)
の
出
(
だ
)
した
新聞
(
しんぶん
)
は、
翌々日
(
よくよくじつ
)
の
朝
(
あさ
)
、
隔
(
へだ
)
たった
町
(
まち
)
の
郵便局
(
ゆうびんきょく
)
から、
配達
(
はいたつ
)
されました。いつも、それは、
昼
(
ひる
)
すこし
前
(
まえ
)
の、
時刻
(
じこく
)
にきまっています。
母の心
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、
空
(
そら
)
をこうしの
内
(
うち
)
からながめていた
孝二
(
こうじ
)
は、いつも
新聞
(
しんぶん
)
をここへ
入
(
い
)
れていくのは、この
子
(
こ
)
が
配達
(
はいたつ
)
するのかと
思
(
おも
)
って
見
(
み
)
ていました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
中
(
なか
)
を、
新聞
(
しんぶん
)
一つで、わざわざ
遠
(
とお
)
くからきてくださる
配達
(
はいたつ
)
さんにお
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
ですので、どうか、
十日
(
とおか
)
めぐらいに一
回
(
かい
)
送
(
おく
)
ってくだされば
結構
(
けっこう
)
です。
母の心
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おじいさんは、
朝
(
あさ
)
起
(
お
)
きると、
火鉢
(
ひばち
)
に
当
(
あ
)
たりながら、もうそのころ
配達
(
はいたつ
)
されている
新聞
(
しんぶん
)
をごらんになっています。これは、
毎朝
(
まいあさ
)
のことでありました。
小さなねじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
勇蔵
(
ゆうぞう
)
は、
品物
(
しなもの
)
の
配達
(
はいたつ
)
を
終
(
お
)
わると、
軽
(
かる
)
くなったリヤカーをさらに
勢
(
いきお
)
いよく
走
(
はし
)
らせて、
町
(
まち
)
を
突
(
つ
)
っ
切
(
き
)
り、
原
(
はら
)
っぱへと
出
(
で
)
ました。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なんでも、
彼
(
かれ
)
のおとうさんは、まだ
帰還
(
きかん
)
しないで、おかあさんと
二人
(
ふたり
)
が、
苦
(
くる
)
しい
生活
(
せいかつ
)
をしているとかで、
彼
(
かれ
)
は、
学校
(
がっこう
)
へくるまえに、
新聞
(
しんぶん
)
の
配達
(
はいたつ
)
をすますそうです。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だれか
声
(
こえ
)
をかけたので、
見
(
み
)
ると、
夕刊
(
ゆうかん
)
を
配達
(
はいたつ
)
している
戸田
(
とだ
)
でした。
戸田
(
とだ
)
の
顔
(
かお
)
は、
汗
(
あせ
)
と
元気
(
げんき
)
に
光
(
ひか
)
って、いきいきとしていました。
賢吉
(
けんきち
)
は、なつかしげに
彼
(
かれ
)
のそばへ
寄
(
よ
)
ると
宿題
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのころ、
牛乳
(
ぎゅうにゅう
)
を
配達
(
はいたつ
)
する
箱車
(
はこぐるま
)
を
引
(
ひ
)
いた
青年
(
せいねん
)
は、
白
(
しろ
)
のことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
していました。
野菊の花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
隣
(
となり
)
のペスが、
垣根
(
かきね
)
の
内
(
うち
)
からしきりにほえているのが
聞
(
き
)
こえます。この
犬
(
いぬ
)
は、
知
(
し
)
らぬ
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
るとよくほえる
犬
(
いぬ
)
で、いつか
郵便屋
(
ゆうびんや
)
さんが、
手紙
(
てがみ
)
の
配達
(
はいたつ
)
ができないと
怒
(
おこ
)
っていたことがありました。
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、その
日
(
ひ
)
の
昼過
(
ひるす
)
ぎには、
小包
(
こづつみ
)
は
宛名
(
あてな
)
の
家
(
いえ
)
へ
配達
(
はいたつ
)
されました。
飴チョコの天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夕刊
(
ゆうかん
)
を
配達
(
はいたつ
)
しなければならぬからです。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“配達”で始まる語句
配達夫
配達人
配達屋
配達車