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いつき
ふりがな文庫
“いつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
イツキ
語句
割合
斎宮
17.1%
斎
14.3%
一揆
11.4%
居着
8.6%
一基
5.7%
五木
5.7%
斎姫
5.7%
居附
2.9%
一奇
2.9%
一揮
2.9%
一気
2.9%
一簀
2.9%
一簣
2.9%
一騎
2.9%
五切
2.9%
伊都喜
2.9%
居付
2.9%
逸気
2.9%
▼ 他 15 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎宮
(逆引き)
越川
斎宮
(
いつき
)
は次席家老でとしは四十歳、家中では毒舌家といわれているが、功兵衛には親切であり、彼がいまの役についたのも斎宮のつよい主張によるものであった。
醜聞
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
いつき(斎宮)の例文をもっと
(6作品)
見る
斎
(逆引き)
平安朝と言った昔は、歴代の
内親王
(
ないしんのう
)
が
一人
(
ひとり
)
は伊勢の
斎
(
いつき
)
の
宮
(
みや
)
となられ、一人は賀茂の斎の宮となられる風習となっていたと聞くことなぞをも語り聞かせた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いつき(斎)の例文をもっと
(5作品)
見る
一揆
(逆引き)
幸に天皇様の御聖徳の深厚なのによつて、大なることには至らなかつたが、盗といふのは皆
一揆
(
いつき
)
や
騒擾
(
さうぜう
)
の気味合の徒で、たゞの物取りといふのとは少し違ふのである。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
いつき(一揆)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
居着
(逆引き)
一に玄蕃允の“
中入
(
なかい
)
りの
居着
(
いつき
)
”にありとされてあるが、こう観じてくると、むしろ玄蕃允の失策は、局地的であったに反し、勝家の
誤謬
(
ごびゅう
)
は、それ以前に、
異体脆弱
(
いたいぜいじゃく
)
なものを、敢えて
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いつき(居着)の例文をもっと
(3作品)
見る
一基
(逆引き)
今
(
いま
)
其
(
そ
)
の
祠
(
ほこら
)
は
沼
(
ぬま
)
に
向
(
むか
)
つて
草
(
くさ
)
に
憩
(
いこ
)
つた
背後
(
うしろ
)
に、なぞへに
道芝
(
みちしば
)
の
小高
(
こだか
)
く
成
(
な
)
つた
小
(
ちひ
)
さな
森
(
もり
)
の
前
(
まへ
)
にある。
鳥居
(
とりゐ
)
が
一基
(
いつき
)
、
其
(
そ
)
の
傍
(
そば
)
に
大
(
おほき
)
な
棕櫚
(
しゆろ
)
の
樹
(
き
)
が、五
株
(
かぶ
)
まで、一
列
(
れつ
)
に
並
(
なら
)
んで、
蓬々
(
おどろ/\
)
とした
形
(
かたち
)
で
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いつき(一基)の例文をもっと
(2作品)
見る
五木
(逆引き)
たとえば
球磨
(
くま
)
郡の
五木
(
いつき
)
では、終日雨の旅宿で
鶯
(
うぐいす
)
の声ばかり聴いて暮したことがあったが、ホケキョと三音に鳴くのは二十回に一度くらいなもので、普通はきまって四声ずつ続けていた。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
いつき(五木)の例文をもっと
(2作品)
見る
斎姫
(逆引き)
此方
(
こちら
)
も藤原同様、叔母御が
斎姫
(
いつき
)
で、まだそんな年でない、と思うているが、又どんなことで、他流の氏姫が、後を襲うことにならぬとも限らぬ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
いつき(斎姫)の例文をもっと
(2作品)
見る
居附
(逆引き)
両側はさて軒を並べた
居附
(
いつき
)
の
商人
(
あきんど
)
……大通りの事で、云うまでも無く
真中
(
まんなか
)
を電車が通る……
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
対合
(
むかいあ
)
った
居附
(
いつき
)
の店の電燈
瓦斯
(
がす
)
の
晃々
(
こうこう
)
とした中に、小僧の
形
(
かげ
)
や、帳場の主人、火鉢の前の
女房
(
かみさん
)
などが、絵草子の裏、
硝子
(
がらす
)
の中、中でも
鮮麗
(
あざやか
)
なのは、軒に飾った
紅入友染
(
べにいりゆうぜん
)
の影に、くっきりと
顕
(
あらわ
)
れる。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いつき(居附)の例文をもっと
(1作品)
見る
一奇
(逆引き)
などゝ
云
(
い
)
ふ
面々
(
めん/\
)
は、
此
(
こ
)
の
創立
(
さうりつ
)
の
際
(
さい
)
には
尽
(
こと/″\
)
く
未見
(
みけん
)
の人であつたのも
亦
(
また
)
一奇
(
いつき
)
と
謂
(
い
)
ふべきであります
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いつき(一奇)の例文をもっと
(1作品)
見る
一揮
(逆引き)
吾人は今度の新舞台を以て人生最大の荘厳なる舞台たらしめむ事を期す。吾人の期望にして成らずんば、手に三尺の利剣あり、
一揮
(
いつき
)
豈
(
あに
)
難
(
かたから
)
んずる所ならむや。(了)
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
いつき(一揮)の例文をもっと
(1作品)
見る
一気
(逆引き)
一気
(
いつき
)
に押しゆるぎ来て大きなる七面鳥のひたぶるの振り
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いつき(一気)の例文をもっと
(1作品)
見る
一簀
(逆引き)
人の才は猶鉄の如し、鍛錬一たび成れば
終
(
つひ
)
に変ずべからざる乎。
抑
(
そも/\
)
亦修養の
工夫
(
くふう
)
一簀
(
いつき
)
に欠かれて半途にして進歩を中挫せしか。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
いつき(一簀)の例文をもっと
(1作品)
見る
一簣
(逆引き)
が私はこゝで、
一簣
(
いつき
)
にして止めてはならぬ。
足相撲
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
いつき(一簣)の例文をもっと
(1作品)
見る
一騎
(逆引き)
喚
(
わめ
)
くが、しかし、
一騎
(
いつき
)
朝蒐
(
あさがけ
)
で、
敵
(
てき
)
を
詈
(
のゝし
)
る
勇
(
いさ
)
ましい
様子
(
やうす
)
はなく、
横歩行
(
よこあるき
)
に、ふら/\して、
前
(
まへ
)
へ
出
(
で
)
たり、
退
(
すさ
)
つたり、
且
(
か
)
つ
蹌踉
(
よろ
)
めき、
且
(
か
)
つ
独言
(
ひとりごと
)
するのである。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いつき(一騎)の例文をもっと
(1作品)
見る
五切
(逆引き)
「これへは
羊羹
(
やうかん
)
を入れなさい。(室生は何何し給へと云ふ代りに何何しなさいと云ふのである)まん中へちよつと
五切
(
いつき
)
ればかり、まつ黒い
羊羹
(
やうかん
)
を入れなさい。」
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いつき(五切)の例文をもっと
(1作品)
見る
伊都喜
(逆引き)
「ああ、松山さんでしょう。あの体の大きい立派な顔の……二三日前に聞きましたわ。もう少し生きていてもらわんと困るって、
伊都喜
(
いつき
)
さんが話していらしたわ」
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
いつき(伊都喜)の例文をもっと
(1作品)
見る
居付
(逆引き)
足を継ぐと云う心
是也
(
これなり
)
。太刀一つに足一つずつ踏むは
居付
(
いつき
)
きわまる也。二つと思わば常に歩む足也。
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
いつき(居付)の例文をもっと
(1作品)
見る
逸気
(逆引き)
南画は胸中の
逸気
(
いつき
)
を写せば、他は
措
(
お
)
いて問はないと云ふが、この墨しか着けない松にも、自然は
髣髴
(
はうふつ
)
と生きてゐはしないか?
油画
(
あぶらゑ
)
は
真
(
しん
)
を写すと云ふ。
支那の画
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いつき(逸気)の例文をもっと
(1作品)
見る
“いつき”の意味
《名詞1》
心身を清め、神仏に奉仕すること。
斎場。
大事に養育すること。
《名詞2》
いつくこと。すみつくこと。
回遊せず内湾や岩礁などにすみつく魚。
(出典:Wiktionary)
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ひとふり
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ゐつき