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一基
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いつき
ふりがな文庫
“
一基
(
いつき
)” の例文
飛脚
(
ひきやく
)
は
大波
(
おほなみ
)
に
漾
(
たゞよ
)
ふ
如
(
ごと
)
く、
鬼門關
(
きもんくわん
)
で
泳
(
およ
)
がされて、
辛
(
から
)
くも
燈明臺
(
とうみやうだい
)
を
認
(
みと
)
めた
一基
(
いつき
)
、
路端
(
みちばた
)
の
古
(
ふる
)
い
石碑
(
せきひ
)
。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今
(
いま
)
其
(
そ
)
の
祠
(
ほこら
)
は
沼
(
ぬま
)
に
向
(
むか
)
つて
草
(
くさ
)
に
憩
(
いこ
)
つた
背後
(
うしろ
)
に、なぞへに
道芝
(
みちしば
)
の
小高
(
こだか
)
く
成
(
な
)
つた
小
(
ちひ
)
さな
森
(
もり
)
の
前
(
まへ
)
にある。
鳥居
(
とりゐ
)
が
一基
(
いつき
)
、
其
(
そ
)
の
傍
(
そば
)
に
大
(
おほき
)
な
棕櫚
(
しゆろ
)
の
樹
(
き
)
が、五
株
(
かぶ
)
まで、一
列
(
れつ
)
に
並
(
なら
)
んで、
蓬々
(
おどろ/\
)
とした
形
(
かたち
)
で
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
基
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥