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居着
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いつき
ふりがな文庫
“
居着
(
いつき
)” の例文
それを充分に食べたような鮎を上等な場所で漁ったのが最上等の味になるのですけれどもそういう場所に
居着
(
いつき
)
の鮎と乗り込みの鮎とで味が違います。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
一に玄蕃允の“
中入
(
なかい
)
りの
居着
(
いつき
)
”にありとされてあるが、こう観じてくると、むしろ玄蕃允の失策は、局地的であったに反し、勝家の
誤謬
(
ごびゅう
)
は、それ以前に、
異体脆弱
(
いたいぜいじゃく
)
なものを、敢えて
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土地に
居着
(
いつき
)
のものは、昔の深川芸者の
面影
(
おもかげ
)
がある。それを正太は叔父に見て貰いたかった。こういうところへ来て、彼は江戸の香を
嗅
(
か
)
ぎ、残った音曲を耳にし、通人の遺風を楽しもうとしていた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
少しずつでも硅藻があるようになるとモーソロソロ友釣が出来るといって
支度
(
したく
)
をします。友釣で漁った鮎は腹の中に硅藻が沢山あります。
殊
(
こと
)
に
居着
(
いつき
)
の鮎は
乗込
(
のりこみ
)
の鮎よりも沢山硅藻を食べています。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
(用)……
起
(
おこり
)
……
居着
(
いつき
)
……
尽
(
つき
)
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪