“いっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一揆77.9%
一簣10.3%
一揮2.9%
一騎2.9%
一旗1.5%
一気1.5%
一箕1.5%
一鬼1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしても農兵は戻してもらいたい、そのことはお役人も承知して帰りました。それからわずか三日目があの百姓一揆(いっき)の騒ぎです。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「九仞(きゅうじん)の上に一簣(いっき)を加える。加えぬと足らぬ、加えると危(あや)うい。思う人には逢(あ)わぬがましだろ」と羽団扇(はうちわ)がまた動く。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二十面相との一騎(いっき)うちはみごとでしたねえ。きみの人気はたいしたものですよ。わたしのうちの子どもたちも大の小林ファンです。ハハハ……。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と、戒(いまし)めているもののように、小牧山全陣、一旗(いっき)のうごきも見えない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一気(いっき)に押しまくって、係長と刑事を追いだしてしまうと、広廊へあがって、ジロジロと家のなかをながめだした。
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
されど峯の方へ走り行くを見て始めて安堵(あんど)の思ひを為(な)し、案内と共にかの処に来りて其跡を閲(けみ)するに、怪獣の糞(ふん)樹下にうづたかく、その多きこと一箕(いっき)ばかりあり
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「一益の甥、滝川長兵衛とあれば、またの名を、一鬼(いっき)ともよび、豪勇無双(むそう)な男だ。すぐ御本陣へ送れ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)